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口裂け女VSカシマさん(2016年、日本)

監督:浅沼直也
出演:永尾まりや、根岸拓哉、星野音羽、影澤里南、カラス、小山分季陽
備考:ホラー

あらすじ…若い男女が別れることに。とそこへ、カシマさんと口裂け女が襲いかかる!

 口裂け女もカシマさんも都市伝説の怪人。この映画で口裂け女は有刺鉄線付きの鎌を持ち、カシマさんは下半身がないという設定で這いずります。
 それにしてもカシマさんは、下半身を映さないようなカメラアングルにしているのが観ていてわかりました。CGで下半身を消すなどは…予算や技術の関係でできなかったんでしょうかね。

 それから、怪人たちのバックストーリーが描かれることはなく、ただ不条理に襲いかかってくるだけ。又、主人公の男女のストーリーもどこか薄っぺらい感じがします。
 最後に、衝撃のラストは…ノーコメントで。正直言って私にはよくわかりませんでした。

ア・フィルム・アバウト・コーヒー(2014年、アメリカ)

監督:ブランドン・ローパー
出演:アイリーン・ハッシ・リナルディ、ジェームズ・フリーマン、ダリン・ダニエル、ケイティ・カージュロ、田中勝幸、大坊勝次、マイケル・フィリップス、ジョージ・ハウエル、デヴィッド・ランバンザンガボ、デヴィッド・マンシア、セバスティアン・ペニテス
原題:A Film about Coffee
備考:ドキュメンタリー

あらすじ…コーヒーの生産、加工、消費を辿る。

 私は自宅でコーヒーをドリップで淹れて飲んでいるのですが、そういえばコーヒーの映画(それも長編作品)はまだ観ていないことに思い当たりました。これだけコーヒーを飲んでいて、これだけ映画を観ているくせに、コーヒー映画はまだだったとは…というわけで、近所のレンタルビデオ店で本作を借りてきました。
 本作は66分と長編映画にしては短く、しかも深刻な社会問題に深くメスを入れるといったようなことはしていないので、気軽に視聴できます。そう、観ている分にはお手軽なのです。
 もちろん出演者たちのコーヒーに対する態度は真剣なもので、その職人魂には敬意を表します。

 さて、この映画に登場したコーヒーショップの内、ブルーボトルコーヒーは新宿や品川などに出店しているし、ベアボンド エスプレッソは下北沢、フグレントウキョウとリトルナップ コーヒースタンドは代々木公園付近にあります(表参道の大坊珈琲店は閉店)。だから、日本に住んでいればそれだけのコーヒーを味わえる。そう考えると日本のコーヒー環境は恵まれていると言えます。

マイケル・ムーアの世界侵略のススメ(2015年、アメリカ)

監督:マイケル・ムーア
出演:マイケル・ムーア
原題:Where to Invade Next
備考:ドキュメンタリー

あらすじ…マイケル・ムーアが世界各国を「侵略」して、優れた制度を盗もうとする。

 マイケル・ムーアのドキュメンタリー作品にしては、ユーモアが少ないように感じました。マイケル・ムーアといえば、悪徳企業や悪徳政治家などにアポなし突撃インタビューをして嫌がらせをするのが持ち味なのですが、今回はそれがない。
 とはいえ、今作の取材対象は「優れた制度」を持つ国・組織なのだから、嫌がらせなどはしないのでしょう。
 寧ろ彼が嫌がらせをしているのは自分の祖国・アメリカに対してなのかもしれません。例えばフランスの給食制度を取材する際に、アメリカのクソまずそうな給食の写真を見せて、フランスにおけるアメリカの給食の評判を落としていましたからね。

 ともかくも、他国の優れたものを学ぼうとする姿勢は好感が持てます。私も見習わねば。

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ヘラクレス(2014年、アメリカ)

監督:ブレット・ラトナー
出演:ドウェイン・ジョンソン、イアン・マクシェーン、ルーファス・シーウェル、ジョセフ・ファインズ、ピーター・ミュラン、ジョン・ハート
原題:Hercules
備考:アクション

あらすじ…ヘラクレスは傭兵団を率いて各地を転戦していた。そんなある時、トラキアの王コテュスから招かれ…。

 『アポロドーロス』などを読むと、ヘラクレスは狂気を治した後に軍勢を集めて各地を転戦しています。この映画はそんな時のヘラクレスを描いていて、有名な12の功業は過去の功績として語られています。

 さて、この映画の特徴の一つとして、神話に現代的な解釈が施されているということが挙げられます。例えば半人半馬のケンタウロスは、騎兵の人馬一体の動きが生み出した想像の産物だった、といったようにです。
 神話について多少なりとも学んでいれば、この種の研究考察に触れることもあるでしょう。

【参考文献】
高津春繁訳『アポロドーロス ギリシア神話』岩波書店

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ヘラクレス(1958年)

屋根裏の散歩者(2016年、日本)

監督:窪田将治
出演:木嶋のりこ、間宮夕貴、河合龍之介、草野康太、松本若菜
原作:江戸川乱歩「屋根裏の散歩者」
備考:江戸川乱歩エロティックシリーズ、R-18

あらすじ…郷田三郎が住むアパートに大内照子が引っ越してくる。彼女は同じアパートに住む歯科助手の遠藤と肉体関係にあった。遠藤の婚約者・黒木直子から遠藤の素行調査の依頼を受けていた明智文代は遠藤の不貞行為を直子に報告する。

「屋根裏の散歩者」(2016年版)人物関係図

 「D坂の殺人事件」の続編に当たる作品で、前作の郷田三郎が引き続き登場します。本作は独立した作品なのでこれだけ観てもわかるように作られていますが、前作を観ているとわかるところがあります。
 例えば郷田が花咲古書店(前作の事件の現場)へ足を運ぶのは、その時のことをいまだに引きずっているから。そりゃあ、あれだけドロドロしたエログロな愛憎劇の渦中にいたんだから忘れられやしないでしょうな。
 それから、遠藤と大内照子のサド・マゾ関係を覗き見た郷田は「僕が救ってあげる」と呟きますが、これはやはり前作の花咲浩二×花咲悦子の関係を重ね合わせて見ているのだとわかります。花咲悦子は救ってやることができなかった…じゃあ今度は? どうやって救う?
 尚、念のために言っておくと、郷田はまともな精神状態じゃない。そんな彼が大内照子を救えるとは思えません。

 それから、本作では明智小五郎が事件の謎解きをしますが、その後で驚きの展開が繰り広げられます。ネタバレ防止のために詳細は伏せますが、大内照子がわざわざ遠藤のアパートに押しかけるように引っ越してくるなんて、ストーカーじゃないかと思ったらそういうことだったのか…。エロティックシリーズにふさわしい一ひねりと言えるかもしれません。

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江戸川乱歩(目次)

鬼談百景:追い越し(2016年、日本)

監督:中村義洋
出演:岡山天音、藤本泉、森崎ウィン、吉倉あおい
原作:小野不由美
備考:ホラー

あらすじ…若者4人は心霊スポット巡りを楽しんでいた。そんなある日の夜、車を走らせていると…。

 4人はこれまで幽霊や怪異の類に遭遇したことがなかったとのこと。
 よかったじゃないですか、今回ここで「本物」に遭遇できたのですから。そういうのに会いたかったんでしょ?
 ちなみに私は別に会いたくないけど怖いもの見たさはあります。ですのでホラー作品を鑑賞することにしています。

鬼談百景:影男(2016年、日本)

監督:安里麻里
出演:根岸季衣、山田キヌヲ
原作:小野不由美
備考:ホラー

あらすじ…Kさんの母はドンドンと叩く音で目を覚ます。音のした方に行ってみると…。

 出演者の根岸季衣も山田キヌヲもこの作品では幸薄い感があります。それが不条理な目に遭うというのが何とも…。

鬼談百景:尾けてくる(2016年、日本)

監督:安里麻里
出演:久保田紗友、田村泰二郎、眼鏡太郎
原作:小野不由美
備考:ホラー

あらすじ…女子高生が帰宅途中、不審者に遭遇する。その不審者は首吊り自殺した。

 「尾けてくる」というより「憑いてくる」じゃないでしょうか。ネタバレ防止のために詳細は伏せますが、結末を見るとそう思えてならない。

鬼談百景:一緒に見ていた(2016年、日本)

監督:大畑創
出演:渕上泰史、屋敷紘子、重松隆志、中原和宏、緒沢あかり
原作:小野不由美
備考:ホラー

あらすじ…女性教師が学校で自殺する。

 自殺した女性教師の同僚である男性教師の視点で物語が進みます。
 そもそも、自殺するには自殺するだけの理由があるわけで、それを考えると主人公のクズっぷりも…おっと、これ以上はネタバレ防止のために伏せておきます。

鬼談百景:赤い女(2016年、日本)

監督:大畑創
出演:高田里穂、加弥乃、比嘉梨乃、石川絢子、和地つかさ
原作:小野不由美
備考:ホラー

あらすじ…転校してきた女子高生が「赤い女」の怪談を話す。

 怪異を語ればその怪異がやってくるという考えはわかりますが、それにしても赤い女が「活躍」しすぎだろ、と思わずツッコミを入れたくなります。これだけ頻繁に出動する羽目になったら、赤い女でなくてもそりゃブチ切れますわ。

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