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庚申塔(くぬぎ公園)

 東京都世田谷区のくぬぎ公園にある、庚申塔を解読してみました。尚、くぬぎ公園は世田谷区役所の近くにあるので、行くのなら世田谷区役所を目印にするといいかもしれません。

庚申塔

 それからここの庚申塔ですが、左右共に大きく補修されていて、読めなくなっているところが多かったです。向かって右側の庚申塔は解読を断念しましたが、向かって左側の庚申塔は部分的に解読できました。

【碑文】
享保九甲辰年
十月(※以降解読できず)

 享保9年(1724年)は、大坂で享保の大火(妙知焼け)が起こっています。

【関連記事】
庚申塔(目次)

高尾山琵琶瀧水行道場の碑(高尾山6号路)

 東京都八王子市の高尾山6号路にある、高尾山琵琶瀧水行道場の碑を解読してみました。

高尾山琵琶瀧水行道場の碑

【碑文】
(表)
高尾山琵琶瀧水行道場

(裏)
           高尾一心八大龍王講
平成五年十月丗一日建立
            先達 彰山粧麗

 この石碑は錫杖の形をしていますが、これと同じ形のものを蛇滝道で見たことがあります。ただし蛇滝道の方は解読できていません。
 さて、この碑に話を戻すと、ここから琵琶滝まで少し歩きます。つまり、その間の道のりも修行の場ということでしょうか。
 それから、高尾一心八大龍王講と彰山粧麗ですが、当ブログでは両者の名が記された石碑を幾つか解読しております。下にリンクを貼っておきます。

三寶院白龍霊徳霊神の碑(高尾山薬王院)
高尾山有喜苑の碑(高尾山有喜苑)
龍王院八大粧麗霊神の碑(高尾山薬王院)

 尚、平成5年(1993年)10月は、ドーハの悲劇が起きています。

【関連記事】
高尾山の石碑(目次)

泰明この日百年の碑(泰明小学校・泰明幼稚園)

 東京都中央区の泰明小学校・泰明幼稚園にある、泰明この日百年の碑を解読してみました。

泰明この日百年の碑

【碑文】
(正面)
昭和五十三年六月二十五日
泰明この日百年
 
泰明小学校は明治十一年にこ
の地の公立小学(※)として創立さ
れここに一世紀を経ました
この間国運の消長時代の変革
社会の推移制度の変遷の中で
常に地域の初等基礎教育を担
いました
特に関東大震災第二次世界大
戦時には再度灰燼に帰しなが
らも復興し内実を深め校風を
維持し絶えず誇り高く歩み続
けいまや有為な人材一万人あ
まりを地元日本の銀座をはじ
め広く世に送つています
また幼稚園は昭和二十八年に
開設され泰明の一貫教育に貢
献しています
 
Taimei Elementary School Establishment 1878
Taimei Kindergarten Establishment 1953

(側面)
泰明小学校開校百周年
同幼稚園開園二十五周
年記念協賛金と泰明同
窓会及び泰明PTAが
この沿革史碑を建てる
 
June 25. 1978

※「校」の字が脱落している。

 碑文中の英語は簡単なものなのでわざわざ私が訳さなくていいような気もしますが、念の為に訳しておきます。

Taimei Elementary School Establishment 1878
泰明小学校設立 1878年

Taimei Kindergarten Establishment 1953
泰明幼稚園設立 1953年

June 25. 1978
1978年6月25日

 それから、碑文中の出来事を年表にしてみました。

1878年(明治11年) 泰明小学校創立。
1923年(大正12年) 関東大震災により灰燼に帰す。
1939年~1945年  第二次世界大戦により灰燼に帰す。
1953年(昭和28年) 泰明幼稚園開園。
1978年(昭和53年)6月25日 この碑を建てる。

 碑文中に脱字を発見した時は驚きました。この程度の文量でまさかとは思いましたが、よくよく考えてみると自分も他人事じゃない。私もこのレベルのミスはたまにやらかすから、気を付けねば。

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南参道入口社号標(武蔵国一之宮 小野神社)

 東京都多摩市の武蔵国一之宮 小野神社の南参道入口の社号標を解読してみました。

南参道入口社号標

【碑文】
(正面)
延喜/式内 小野神社

(右面)
三島神社宮司正七位秋山光條敬書
       静岡縣駿東郡大平村 石工野田真次郎

(左面)
    南多摩郡図師村 深澤小右衛門
寄附者
    豆州君澤郡三島町 佐伯芳一

(背面)
明治廾三年三月建

 「延喜/式内」とはいわゆる延喜式内社のこと。これは平安時代に編纂された格式『延喜式』に記載された神社という意味で、つまり社号標にこれを掲げることで「当神社はそれだけ長い歴史と然るべき格式を持っているんだぞ」ということをアピールしています。
 それから揮毫者の秋山光條(てるえ)(1843-1902)は国学者。三島大社の宮司も務めていたことから、碑文中の三島神社とは三島大社のことだと思われます。
 次に、地名について。静岡県駿東郡大平村は現在の静岡県沼津市大平。南多摩郡図師村は現在の東京都町田市。豆州は伊豆国の意で、君澤郡三島町は現在の静岡県三島市。
 最後に、背面の「廾」(20の意)の字がちょっと変わっていたので取り上げます。

廾

 横線がブツ切りにされています。廾の俗字にこんなのがあったのか。
 尚、明治23年(1890年)3月は、東京女子高等師範学校が創立されています。

正面参道入口社号標(武蔵国一之宮 小野神社)

 東京都多摩市の武蔵国一之宮 小野神社の正面参道入口の社号標を解読してみました。

正面参道入口社号標

【碑文】
(正面)
武蔵/一之宮 小野神社

(背面)
奉納
平成十八丙戌年九月吉日
 
責任役員 小暮和幸
  仝  佐伯豊
  仝  太田茂
神社総代 小暮清治
  仝  佐伯祐治
  仝  中川義博
  仝  永井光夫
  仝  山田武夫
  仝  杉浦宏
 施工  (有)百草土建
        宮田義勝
  仝  (株)朋友
        小笠原悟

 平成18年(2006年)9月は、悠仁親王が生まれています。

庚申塔(柳森神社)

 東京都千代田区の柳森神社にある、庚申塔を解読してみました。

庚申塔

【碑文】
(右面)
正徳五(※以降解読できず)

 かろうじて「正徳五」までは読むことができました。これは正徳5年(1715年)だな。
 正徳5年(1715年)は江戸時代中期で、この年に幕府は海舶互市新令を出して長崎貿易を制限しています。

【関連記事】
庚申塔(目次)

福寿たぬき尊像(柳森神社)

 東京都千代田区の柳森神社にある、福寿たぬき尊像の碑文を解読してみました。

福寿たぬき尊像

【碑文】
(台座・表)
抜群
 
福寿
 たぬき尊像

(台座・裏)
昭和六十年十月吉日
柳森神社
       宮司   柳原義雄
茨城県岩瀬町 施工者  大関石材工業(株)
       刻師   若林徳三郎

 昭和60年(1985年)10月は、関越自動車道が開通しています。
 それにしてもこのタヌキ、アレがでかいなあ。

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社号標(上祖師谷神明社)

 東京都世田谷区の上祖師谷神明社の社号標を解読してみました。

社号標

【碑文】
(正面)
神明社

(左面)
昭和四十二年十月吉日

(背面)
奉納
石工事  日本大理石工業株式会社
     島崎建設株式会社
    株式会社
設計   栗城建築設計事務所

 昭和42年(1967年)10月は、ニッポン放送のラジオ番組「オールナイトニッポン」が放送を開始しています。

御大典・御成婚記念の碑(上祖師谷神明社)

 東京都世田谷区の上祖師谷神明社にある、御大典・御成婚記念の碑を解読してみました。

御大典・御成婚記念の碑

【碑文】
(表)
記念
御大典  松二本
御成婚  樫二本
     椎一本

(裏)
大正十五年十一月 建之
帝國在郷軍人會千歳村分會大八班

 植樹の記念碑。
 御大典とは即位の礼と大嘗祭を合わせた儀礼で、大正4年(1915年)11月に執り行われた大正の御大典が最初です。この碑が建てられた大正15年(1926年)11月時点での御大典は、この大正の御大典だけなので、碑文中の御大典はこれを指します。
 次に御成婚ですが、御大典の後に御成婚の文字が書かれていることから、大正の御大典より後(もちろん当石碑建立の大正15年11月以前)の御成婚ということになります。とすると、該当するのは大正13年(1924年)の昭和天皇の御成婚です。ちなみに大正天皇の御成婚は明治33年(1900年)なので違うと思われます。
 つまりこの碑は、大正4年(1915年)11月の御大典を記念して松2本、大正13年(1924年)の御成婚を記念して樫2本と椎1本を植樹し、大正15年(1926年)11月にこの石碑を建てた、ということを示しているようです。

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庚申塔(2)(下高井戸5丁目庚申堂)

 東京都杉並区下高井戸5-5-27の庚申堂にある、向かって左の庚申塔を解読してみました。

下高井戸5丁目庚申堂

【碑文】
元禄八乙亥年十一月吉日
奉寄進庚申供養
(※この行は解読できず)

(台座)
(※氏名多数を列記。解読できず)

 こちらの庚申塔は「庚申堂由来の碑(下高井戸5丁目庚申堂)」にて言及されているので、そちらも参照されたし。
 尚、元禄8年(1695年)は第5代将軍・徳川綱吉の治世で、この年に幕府が武蔵中野(現在の東京都中野区)に犬小屋を建てて野犬を収容しています。

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庚申塔(目次)

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