この動画は、YouTubeで観ました。
https://www.youtube.com/watch?v=ihHU3IVVrfM
出演:スティーブン・コルベア
原題:Signalgate: Trump Tries To Dodge Explosive National Security Scandal | All Of Them Should Be Fired
備考:コメディ
あらすじ…スティーブン・コルベアがシグナルゲートについて語る。
トランプ政権はフーシ派を空爆しましたが、その際、マルコ・ルビオ国務長官やピート・ヘグセス国防長官ら政権幹部が通信アプリ「シグナル」を使ってグループチャットをしたのですが、その会議に記者(『アトランティック』誌のジェフリー・ゴールドバーグ編集長)を間違って招待し、戦争の計画(機密情報!)が事前に漏れてしまうという失態を犯しました。
この番組ではシグナルゲートという名前が付いています。これが将来定着するかどうかわかりませんが、とりあえずシグナルゲートと呼んでおくことにします。
さて、まずはコルベアの解説をどうぞ。
【拙訳】
コルベア「昨日、つい昨日のことでした。昨日、イエメン(のフーシ派)爆撃計画に関する高官レベルの極秘グループチャットで前例のないセキュリティ侵害が発生し、いかに愚かなことかがわかりました。トランプ政権の高官が、『アトランティック』誌の編集長ジェフリー・ゴールドバーグを含めていたことに気付きませんでした。ジェフリーにとっては本当に奇妙だったに違いありません。グループチャットが爆発しているようです。『イエメン!?』これはとてつもなく愚かな失敗です。私たちはアメリア・ベデリア(※)の段階の政府に正式に入りました。『ねえ、やめて、戦闘機の緊急発進! 他の危険はなし!』 ジャーナリストのゴールドバーグが、メッセージアプリの『シグナル』で、トランプの国家安全保障担当の補佐官の名前であるマイケル・ウォルツというユーザーから(招待の)リクエストを受け取った時に全てが始まりました。最初、ゴールドバーグはデモかもしれないと思ったが、彼はヒントを得ました。彼は『フーシPC小グループ』と呼ばれるテキストチェーンに追加された時、それは本物かもしれないと思ったのです。それが本物であることが判明し、フーシは私たちの政府を運営しているこれらのバカどもの略称でした」
(0:21-1:47)
※絵本のキャラクターで家政婦。
コルベアはちょいちょいジョークを挟んでいるし、この後もシグナルゲートの解説がまだまだ続きますが、とりあえずこれくらいにしておきます。
それから、グループチャット内でフーシ派攻撃を事前に漏らしたのはピート・ヘグセス国防長官ですが、彼はこんなことを言ってコルベアの憤激を買っています。
【拙訳】
ヘグセス「彼は欺瞞的でとても信用できない。いわゆるジャーナリストについて話している。こいつはゴミを広める男だ。これが彼の仕事だ」
コルベア「ではなぜ、彼は戦争計画のグループチャットにいたのですか? なぜ彼はチャットにいたのですか? この男はバカで誰もが彼を嫌っているのですってね。彼をチャットに入れたのはあなたたちです。あなたたちがしたのです。彼は間抜け!? OK。それなら彼を秘密のチャットに入れないで下さい! 彼が悪人なら、なぜ彼がチャットにいるのですか!?」
(8:15-9:02)
ヘグセスは記者の人格攻撃をして報道を貶めようとしているのでしょうが、無駄な努力でしょうな。テキストチャットのスクリーンショットという、動かぬ証拠があるのですから。
念の為に言っておきますけど、ジェフリー・ゴールドバーグは今報道に出ているもの以外にもスクショを取っているはずです。今後ここからどんなネタが飛び出してくるのかなー?
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