大前粟生「タンを待ちながら」
あらすじ…戸川と高梨が、町焼肉で食事をしながら山田を待つ。
日常的な光景を描いた作品で、殺人事件が起こるとか幽霊が出るといったような劇的な展開は起こりません。平和です。
ただ、強いて言うとするなら、山田がなかなか来ないことが予定調和を崩していると見ることができ、その中で二人は焼き肉を食べ続けます。
…いかん、読んでいたら腹が減ってきた。そうか、これは飯テロ小説だったか。
【参考文献】
『metromin. LOCALRHYTHM 6.20/JUL. 2024 No.259』スターツ出版株式会社
« レコードの福袋を開封!!!(2025年、日本) | トップページ | 【福袋2025】【ノリタケ】開封していきます(2025年、日本) »
「書評(小説)」カテゴリの記事
- 大前粟生「タンを待ちながら」(2025.01.28)
- 福田恒存訳『リチャード三世』新潮社(6)ボズワースの戦い(2024.06.06)
- 福田恒存訳『リチャード三世』新潮社(5)第二の求婚(2024.06.05)
- 福田恒存訳『リチャード三世』新潮社(4)処刑と暗殺(2024.06.04)
- 福田恒存訳『リチャード三世』新潮社(3)アン・ネヴィルへの求婚(2024.06.03)
« レコードの福袋を開封!!!(2025年、日本) | トップページ | 【福袋2025】【ノリタケ】開封していきます(2025年、日本) »
コメント