新田義貞公之像(分倍河原駅前ロータリー)
東京都府中市の分倍河原駅前ロータリーにある、新田義貞公之像の碑文を解読してみました。
【碑文】
(銅像・背面)
富永直樹制作
(台座・正面)
新田義貞公之像
(台座・背面)
(※解読できず)
(手前の碑)
この像は、新田義貞と北条泰家の軍勢が鎌倉幕府の興亡を掛けて火花を散らし
た分倍河原合戦を題材に、武士の情熱と夢をモチーフとして制作したものである。
(※中略。分倍河原の戦い及びその前後を描く)
こうした史実を通して市民の郷土史への理解を深めるとともに、これを後世に
伝えるため、日本の中世史上重要な意義を持つ分倍河原合戦ゆかりのモニュメン
トを制作し、この地に設置するものである。
制作は、我が国彫刻界の重鎮で文化功労者・日本芸術院会員の富永直樹先生、
題字は、府中市長吉野和男の揮毫による。
この「新田義貞公之像」が永くふるさと府中の歴史を伝え、市民の心に生きつ
づけることを願うものである。
昭和六十二年五月
府中
新田義貞公之像
銅像には近づくことができなかったので、台座背面は解読できず。手前の碑と似たようなことが書いてあるものと思われます。
又、手前の碑の「※中略」とした部分には、分倍河原の戦いを中心として、新田義貞の挙兵から鎌倉幕府の滅亡まで述べられていました。ただ、全文引用すると長くなるのでここは省略しました。
さて、銅像を見ると、完全武装して騎乗した新田義貞の姿があります。私が撮った写真だと曇天であまり見映えがよろしくないのですが、これは天気の巡り合わせが悪かったからです。
ともあれ、中世の歴史に触れることができたのでよしとしましょう。
【関連記事】
・新田義貞像から分倍河原古戦場碑まで歩いてみた。
府中小唄の碑(分倍河原駅前ロータリー)
分倍河原古戦場碑
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