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大師河原酒合戦三百五十年記念碑(若宮八幡宮)

 神奈川県川崎市幸区の若宮八幡宮にある、大師河原酒合戦三百五十年記念碑を解読してみました。尚、この碑の名称は傍に立つ説明板に書いてありました。

大師河原酒合戦三百五十年記念碑

【碑文】
(表)
大師河原酒合戦三百五十年記念

(裏)
慶安二年五月池上太郎右衛門幸広即ち大蛇丸底深はそ
の一統を集め江戸の酒將地黄坊樽次が率いる酒門の猛
者たち十七名を迎えて酒合戰に及びしこと天下に著聞
せり ここにその三百五十年を記念し碑を建立す
     平成十一年五月吉日
                古江亮仁 誌
 建碑者 大蛇丸直系酔翁亭十三世 池上幸政
                   よ志子
          宮司    中村博彦代
          賛助    石渡孝明  舞川扇彩
                宮川日佐夫 水鳥の会

 傍に立つ説明板によると、『水鳥記』という本にこの大師河原酒合戦が書かれているという。尚、慶安2年(1649年)は慶安御触書が発布されています。
 それから、この碑に記された名前をいくつか検索してみました。
 古江亮仁は『大師河原酒合戦』という著書あり。又、彼の他の著書と合わせて考えると、どうも地元の郷土史家らしい。
 石渡孝明は大師河原駅前商栄会会長、舞川扇彩は日本舞踊の家元、宮川日佐夫は酒屋「たけくま酒店」店長とありました。

【関連記事】
水鳥記の碑(若宮八幡宮)

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