不許葷酒入山門の碑(祥雲寺)
東京都豊島区の祥雲寺にある、不許葷酒入山門の碑を解読してみました。
【碑文】
(正面)
不許葷酒入山門
[印][印]
(背面)
于時文政三庚辰歳十一月朔旦
瑞鳳山二十一世秀峰代造立
不許葷酒入山門とは「葷酒(くんしゅ)山門に入るを許さず」と読み、臭いの強いもの(例:ネギ)や酒は修行の妨げになるから寺では禁止するという意味で、禅寺でよく掲げられています。
それから朔旦は一日(ついたち)の意味で、瑞鳳山は祥雲寺の山号。
尚、文政3年(1820年)はミロのヴィーナスが発見されています。
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