キーナン・トンプソンが民主党大会で『プロジェクト2025』を批判(2024年、アメリカ)
この動画は、YouTubeで観ました。
https://www.youtube.com/watch?v=QWvej1Y91gA
出演:キーナン・トンプソン
原題:Watch: Kenan Thompson slams Project 2025 at DNC
製作:CBSニュース
あらすじ…キーナン・トンプソンが民主党大会で『プロジェクト2025』を批判。
キーナン・トンプソンは「サタデー・ナイト・ライブ」に出演しているコメディアン。ここではコメディタッチで『プロジェクト2025』を紹介しています。『プロジェクト2025』とは、保守系シンクタンクのヘリテージ財団が発行した政策集で、第二次トランプ政権は『プロジェクト2025』の内容を実現しようとしてくるだろうと言われています。
【拙訳】
キーナン「はいはいはい、やあ、民主党大会。みんなこの大きくて古い本を覚えてる? コロラド州知事ジャレッド・ポリスがそのページを切り取った本、『プロジェクト2025』だ。共和党のトランプ政権2期目の青写真。そうそう、ブーイングだね。これは実際の文書で、カマラ・ハリス.comで読むことができます。『プロジェクト2025』では、小動物と民主主義を同時に殺す可能性のある文書を見ることができます。ここにあります。アプリをダウンロードすると、そこには読まないページが何百ページも出てくるけど、それはただの利用規約であり、『同意する』とクリックするだけです。これがトランプ政権2期目の利用規約です。あなたが彼(トランプ)に投票したら、これら全てに投票することになるのです。それじゃあ見てみましょう! はい、今夜ここにマットを呼んでいます。マットはこちら。おい、マット、どうだい? 大丈夫かい? マットはネバダ州でAV技術者として働いていて、それなりの時給を稼いでいる。そうだね?」
マット「 」
キーナン「あらら、マットの声が聞こえないぞ。それでこれ、誰が直すの? 聞こえるようになるまでマットは話し続けるの? う~ん、OK、もういいや。次行こう。ベッキーです。ベッキー、聞こえますか?」
ベッキー「こんにちは、キーナン。ここに来られて嬉しいです」
キーナン「ありがとう、いいね。さて、ベッキー。君は結婚しているって本当?」
ベッキー「私は妻と結婚して約8年間一緒にいます」
キーナン「すごいですね、とってもとってもキュート!」
ベッキー「ありがとう」
キーナン「でも、あなたに悪いニュースがあるんだ。『プロジェクト2025』の584ページで、LGBTQのアメリカ人に対する保護の撤廃が求められているんだ」
ベッキー「それはひどい」
キーナン「石器時代に戻っちゃうね」
ベッキー「ひどいですね」
キーナン「ベッキー、ここに来て素晴らしい論点を示してくれてくれてありがとう。次はニルヴァーナです。ニルヴァーナ、聞こえていますか? ここにいる人たちが見えていますか? はい、大丈夫。さて、ニルヴァーナ。あなたは糖尿病を管理するためにインスリンを服用していることはわかっています。ですね?」
ニルヴァーナ「はい。バイデン大統領とハリス副大統領のおかげで、私はインスリン代を月に35ドルしか払っていません」
キーナン「それはすごい。それはすごい。でも、『プロジェクト2025』の465ページで、あなたのような何百万人もの人たちがインスリンなどの処方薬にもっとお金を払うよう求めています」
ニルヴァーナ「なんで?」
キーナン「なんでかって? おそらく、大手製薬会社が共和党の政治家に寄付できるお金を増やすためだと思います」
ニルヴァーナ「ええ、それは理にかなっています」
キーナン「ええ、不幸なことにそれは理にかなっています。はい、アニタと話しましょう。アニタ、いますか? はい、こんにちは、アニタ」
アニタ「こんにちは」
キーナン「アニタ、あなたは何をしていますか?」
アニタ「私の生計は、赤ちゃんの出産や中絶手術をする産婦人科医です」
キーナン「産婦人科医! 彼女は赤ちゃんをお届けする産婦人科医です」
アニタ「あ、ええ、悪いニュースがあるんですか?」
キーナン「もちろん! 『プロジェクト2025』の459ページで、1800年代の中絶を禁止する法律を全国的に復活させ、医療従事者を投獄するとあります」
アニタ「なんてこと、恐ろしい」
キーナン「そうです。恐ろしいことです。それではもう一人呼びましょう。シャリアです。シャリア、いるかい?」
シャリア「ええ、キーナン。ここにいるわよ」
キーナン「やあシャリア、はい、話しましょう。あなたは連邦政府で働いているそうですね?」
シャリア「はい、私は米国教育省にいます。私は誇り高き公務員であり、誇り高き組合委員長です」
キーナン「彼女は教育省で働いていて、そして彼女は誇り高き公務員です。さて、あなたには残念ですが、『プロジェクト2025』の78ページで、トランプ大統領にマガ支持者以外の公務員を粛正するよう求めています。あなたはマガ支持者ですか?」
シャリア「ねえキーナン、絶対に違うわよ」
キーナン「ただ聞いただけですよ。それから39ページでは教育省の完全な廃止も求められてもいます。そうですね、ここには色々なものが入っていますが、今は時間がありません。でもこれだけは覚えておいてください。私たちが今話したのは、とても現実的なことです。それはこの本の中にあります。カマラ・ハリス.com/プロジェクト2025で読むことができます。そして最も重要なのは、カマラ・ハリスをアメリカの次期大統領に選出することによって、このようなことが起こらないようにすることができるということです!」
『プロジェクト2025』の内容が実現したら、笑うに笑えない暗澹たる未来を示しています。とはいえ、これはこれでわかりやすく展望してみせています。ヘリテージ財団もこれくらいわかりやすく見せてくれるといいんですがねえ。
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