武田静澄著『日本の伝説の旅(下)』社会思想研究会出版部(4)安徳天皇の生存伝説
壇の浦の戦いで入水した安徳天皇が、実は生きていた…という伝説が四国にあります。本書に2つ載っていたので両方を引用します。
安徳天皇をはじめ平家一門のものが、壇の浦に入水したと見せかけて源氏をあざむいて四国にのがれ、阿波の祖谷山から土佐御在所山(香美郡在所村・土讃本線土佐山田駅)に、さらに本川村稲村山、のち横倉山に移られたといいつたえている。横倉山は陵墓伝説地となっている。(P173)
天皇は平国盛をともにつれて、讃岐の志度の浦から阿波の大山をこえ、祖谷山へ落ちてこられたという伝説がある。東祖谷の大枝で年こしをしたが、正月の飾りにする松がないので、カシの木を門松にたてた。天皇は、その後五年をへて、栗枝渡でなくなられた。(P190)
上記2つの逃亡ルートは多少の食い違いがあるかもしれませんが、伝説なんてそんなものだと思った方がいい。
それにしても、逃亡ルートは山また山。山の中を移動し続けています。海上ルートや街道筋は敵方(源氏)に押さえられていたのだろうと想像します。
【参考文献】
武田静澄著『日本の伝説の旅(下)』社会思想研究会出版部
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