令和6年7月7日執行 東京都知事選挙 選挙公報(14)古田真
古田真の選挙公報はどこからツッコミを入れればいいのか迷うくらい、ツッコミどころが多いものとなっています。例えばのっけから、こんなことが書いてあります。
悠仁さんが成人になる前に現宮家に
夫婦養子縁組を実現しよう
「悠仁さん」とは悠仁親王殿下のことだとわかるものの、なぜ宮家に夫婦養子縁組なのか不明。というよりそもそも、これは都政と関係ないですぞ。
それから、こんなことも書いてありました。
菅原道真の顰みに倣い
安倍晋三神社を東京に全国に作ろう
さすがに「顰(ひそ)みに倣(なら)い」くらいにはフリガナを振ってほしかった。ちなみにこの語は「他人に見倣ってすることを謙遜していう」(広辞苑)という意味だとか。
それから念の為に言っておくと、菅原道真は大宰府に左遷されて失意のうちに亡くなり、死後に怨霊となって祟りを為した(例:清涼殿落雷事件)ので、その祟りを鎮めるために道真は北野天満宮で神として祀られました。即ち、御霊信仰というものです。
しかるに安倍晋三はどうでしょうか? 皆さんもご存じの通り、彼は暗殺されました。無念の死を遂げたのは道真と共通するでしょうが、別に当時不遇をかこっていたわけでもないし、死後に怨霊となって祟りを為したわけでもない(少なくとも今のところはそうは見られていない)。従って、道真とは異なり、祟りを鎮める必要などないのです。
ただ、念の為に言っておくと、尊敬されていた人物を神として祀る神社ならば各地に存在します。例えば乃木神社は乃木希典、東郷神社は東郷平八郎を祀っています。安倍晋三を尊敬している人たちが安倍晋三神社を作るというのなら、それは信仰の自由です。そういうやり方ならばある、ということは述べておきます。
【関連記事】
令和6年7月7日執行 東京都知事選挙(目次)
【古田真関連記事】
令和3年7月4日執行 東京都議会議員選挙選挙公報(20)古田真
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