伊勢神宮第六十一回式年遷宮お白石奉献記念の碑（糟嶺神社）

　東京都調布市の糟嶺神社にある、伊勢神宮第六十一回式年遷宮お白石奉献記念の碑を解読してみました。

【碑文】
（表）
伊勢神宮第六十一回式年遷宮
お白石奉献記念
　
平成五発（ママ）酉年八月十七日、
一日神領民として、　二見浦浜
参宮にて身を浄め、　清流宮川
のお白石を奉洩、　白布に包み
内宮御正殿奥深く参進奉献す
　遷御の安鎮を祈り奉る
　　　　　　　　宮司　謹記
　
　内宮遷御　　十月二日
　外宮遷御　　十月五日

（裏）
奉仕者
代表役員宮司　野澤正也
責任役員総代　新井一男
責任役員総代　清水美尚
　　　　総代　新井明
　　　　　　　斉藤幸吉
　　　　　　　清水一男
　　　　　　　元木傳松
　　　　　　　斉田四郎
　　　　　　　永野昌作
　　　　　　　清水保夫
　　　　　　　清水清孝
　　　　　　　清水正男
　　　　　　　鈴木寿夫
　　　　　　　山内鋭治
　　　　　　　清水治孝
　　　　　　　清水利秀
　　　　　　　清水忠一
　　　　　　　
　　　　　　　田中春雄
　　　　　　　清水信一
　　　　　　　小島利和
　　　　　　　蔵見美行
　　　　　　　新井金明
　　　　　　　新井七吾
　　　　　　　元木隆
　　　　　　　山内英央
　　　　　　　新井潔
　　　　　　　新井富一
　　　　　　　　年令順
　
平成五癸酉年十二月吉日　建之
　
　　　施工　登戸　（有）吉澤石材店

　式年遷宮とは伊勢神宮で２０年に一度、新しい社殿を作り替える行事。お白石奉献は「お白石持行事」というもので、新しいお白石を御正殿の敷地に敷き詰める行事です。
　つまり、ここの宮司（野澤正也）が、平成５年（１９９３年）の第６１回式年遷宮に際して、お白石持行事に参加したことを誇示しています。
　尚、この碑の近くには、２０年後の平成２５年（２０１３年）の第６２回式年遷宮でもお白石持行事に参加したことを示す石碑もあるので、そちらも併せて読むべし。

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