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空海(1984年、日本)

監督:佐藤純彌
出演:北大路欣也、加藤剛、小川真由美、西郷輝彦、西村晃、丹波哲郎、森繁久彌、石橋蓮司
備考:時代劇

あらすじ…新造の平安京に天才と謳われた少年・真魚が上京して大学に入り勉学に励む。だが、それに飽き足らず、出家して空海と名乗り、唐へ渡って密教を学ぶ。

 弘法大師空海の伝記映画で、3時間弱の大作。中国ロケも敢行しており、なかなか豪勢な作りになっています。

 ところで、この映画では薬子の変が描かれているのですが、これがちょっと複雑なので、自分なりにまとめてみました。尚、式子など人名は映画に準拠しています。又、空海の入唐前と帰国した後とでは色々と変わっているので、両方作りました。

薬子の変

 上掲の図に空海は載せていません。敢えて載せませんでした。なぜか? 詳しく言うとネタバレになるので伏せておきますが、薬子の変における空海の関与の度合いはそんなに高くはないように見受けられたからです。空海は中央の政治権力からは距離を置いていたとも言えます。

 それから、留学時代の空海の相棒として、橘逸勢が登場します(演じているのは石橋蓮司)。橘逸勢は空海の前で弱音を吐くなど少々情けない姿に描かれています。又、この映画では空海の引き立て役に終始していて、活躍の場が見当たらない。
 ただし、史実での橘逸勢は能書家として夙に有名で、三筆の一人に数えられており(ちなみに三筆の他の二人はこの映画にも登場する嵯峨天皇と空海)、これはこれで凄い人なのです。

 ところで、この映画について調べてみたら、当初は勝新太郎が空海を演じる構想があったとか。
 もしも勝新太郎が空海を演じていたら、北大路欣也版空海よりも豪快で生臭い空海になっていたんじゃないでしょうか。それはそれで面白そうです。

【空海関連記事】
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