ジョージ・サントス：私たちが彼の起訴について知っておくこと（２０２３年、アメリカ）

　この動画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/EotM3XFyo88?si=ZJEYdunMBS0CxZnr

出演：デヴリン・バレット、ジョージ・サントス
原題：George Santos: What to know about his indictment
製作：ワシントンポスト紙

あらすじ…２０２３年５月に逮捕・起訴されたジョージ・サントス下院議員について解説。

　ドナルド・トランプのせいですっかり霞んでしまった感がありますが、あの嘘つき（※）のジョージ・サントスも起訴されていました。
　とりあえず途中まで訳してみました。

※学歴、職歴、家族、資産など色々と嘘をついている。

【拙訳】
ジョージ・サントス下院議員は、金融犯罪で１３件の起訴がされた後、水曜日の朝に連邦当局に出頭しました。
伝えられるところによるとサントスは人々を騙したとのこと。
最初のものは、彼が自分の支持者を騙したということです。
選挙資金に使うという名目で支持者から集めた数万ドルを、実際にはデザイナー服のようなことや自分の借金の返済に使っていたそうです。それから彼は友人たちにその金の一部を与えていました。
次は、彼が違法に失業給付―約１年にわたってニューヨーク州の失業手当―を受け取っていたというものです。
そしてこれは、より多額の失業手当が支払われるべき時期にあった、COVID-19時代特有の給付金でした。
基本的に彼は週に５００ドル以上を受け取り続けていましたが、当局によると、実際には彼は失業しておらず、仕事があり、しかもかなり良い仕事をしていたといいます。
３番目は、彼が議会に提出した財務記録の嘘に関するものでした。
下院議員に立候補する人は、自分の財務状況を報告する必要があるのです。
そして彼は自分の財務について数多くの事柄を列挙しているのですが、政府はそれら全て―銀行にいくら預けていたとか、いくら稼いだかなど―が真実ではないとしています。
そして起訴状は、それらの主張は全て虚偽であったと告発しています。
（以下略）

　ここでの起訴内容を整理すると以下の通り。
（１）選挙資金の不正流用
（２）失業手当の不正受給
（３）議会への虚偽の申告
　政治家にしてはやってることがショボい感じがしますが、そもそも彼は１年生議員。そんな大それたことはできやしないってことか。

【ジョージ・サントス関連記事】
・下院倫理委員会は、ジョージ・サントスが法律を破った「重大な証拠」を発見
・ジョージ・サントスが自分の名前をはっきりさせるためにスティーブン・コルベアの番組に出演
・ジョージ・サントス（共和党）が下院議員を除名される
・性を売り物にするオンリーファンズ製作現場の内側
・マーリー　世界一おバカな議員が教えてくれたこと
・有権者がジョージ・サントスに辞任を要求
・リンカーン・プロジェクト：エリスは知っていた