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W・ハイデンフェルト「<引立て役倶楽部>の不快な事件」

あらすじ…名探偵たちがインドで開催される「第一回世界名探偵会議」に出席するべく旅だった。一方、イギリス南部にある<引立て役倶楽部>の敷地内で他殺死体が発見される。しかも発見場所は、密室だった。

 死体の第一発見者は、<引立て役倶楽部>の運営委員会のメンバーの一人、ジョン・H・ワトスン。シャーロック・ホームズの相棒で、推理ではミスリードを見せることがあります。こう書けば、倶楽部のメンバーがどんな人たちが、およそ察しが着くんじゃないでしょうか。即ち、名探偵の「引立て役」というわけです。
 ちなみに俱楽部の会長は“偉大なるデュパンの友人”(P182)で、名前がありません。デュパンはエドガー・アラン・ポーの小説に登場する名探偵ですが、そういえば原作小説では相棒の名前は出てこないんだった!
 尚、映画版「モルグ街の殺人」では、デュパンの友人にポールという名前が付いていることを申し添えておきます。
 さて、捜査開始後は、倶楽部のメンバーたちが密室のトリックを解明しようと頭を悩ませています。いやいや、密室のトリックも大事ですけど、被害者の身元特定とか周辺の聞き込みとか、他にもやることが山ほどあるはずですぞ。

【参考文献】
各務三郎編『ホームズ贋作展覧会』河出書房新社(目次)

【関連記事】
シャーロック・ホームズ(目次)

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