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アンソニイ・バウチャー「テルト最大の偉人」

あらすじ…宇宙人の学者が、地球人(テルト人)のシェルク・オムスについての考察を述べる。

 この宇宙人によると、シェルク・オムス(シャーロック・ホームズ)とシェルク・スペル(シェイクスピア)は同一人物だという。

要するにシェルク・オムス(二つの名前のうち、より普及したかたちを用いるとすれば)は、作家であると同時に行動の人であったのであり、そのときの興味の対象によって名前を使い分けようとしたのである。(P171)

 両者の活躍時期は300年くらい違うぞ。
 でもまあ、源義経=ジンギスカン説や、明智光秀=南光坊天海説を提唱する人が地球にいるくらいだから、広い宇宙には地球人に関する断片的な情報を基にシャーロック・ホームズ=ウィリアム・シェイクスピア説を唱える者がいてもおかしくはないのかもしれません。
 ちなみに、そもそもなぜこの宇宙人がホームズとシェイクスピアを同一人物であると信じるに至ったのか、その論考は本作内で一応は述べられています。ただ、正直言って私には理解の及ばないところがあるので、これを引用して自分なりに長々と反論してみようという気にはなれませんでした。

【参考文献】
各務三郎編『ホームズ贋作展覧会』河出書房新社(目次)

【関連記事】
シェイクスピア(目次)
シャーロック・ホームズ(目次)

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