『奈良大全集 ALL SCENIC SPOTS OF NARA』株式会社 フジタ
奈良県の絵ハガキ集。20年以上前に奈良県で購入しました(多分)。
カバーの扉には、奈良の説明が書いてあります。一部、引用します。
延暦三年(※)の長岡京遷都で、平城京は荒廃の色を見せるが、当時外京と呼ばれた西部山側の地には、藤原家の氏寺、氏神である興福寺、春日大社、また総国分寺の東大寺が残り、その宗教活動を展開させると共に、広大な荘園と自衛兵力を持ち、門前町として発展した。
※西暦784年。
自衛兵力というと…僧兵ですな。『平家物語』では奈良の僧兵が平家の軍勢と戦うくだりがありましたっけ。
ちなみに、上記の引用文中に出てきた興福寺・春日大社・東大寺ですが、いずれも絵ハガキにありました。又、それ以外にも唐招提寺や薬師寺などもあります。このあたりは奈良観光の定番といったところでしょうか。
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