親善ザクラの碑(千鳥ヶ淵公園)
東京都千代田区の千鳥ヶ淵公園にある、親善ザクラの碑を解読してみました。
【碑文】
(表)
親善ザクラ
戦後、初代駐日英国大使エスラー・デニング卿(東京築地生)が
1957年帰任に際し、心づくしのプレゼントとして、植樹された
しだれ桜を再現したものです。
寄贈 1977年4月 東京麹町ロータリークラブ
(裏)
平成7年9月吉日
年号が3つあるので混乱しないようにご注意を。
というわけで、石碑の記述を年代順に整理してみました。
1957年 戦後では初代の駐日英国大使エスター・デニング卿が帰任に際して、しだれ桜を植樹。
1977年4月 東京麹町ロータリークラブが、そのしだれ桜を再現して千鳥ヶ淵公園に寄贈。
1995年(平成7年)9月 この石碑を建立。
再現した、ということは、元のしだれ桜は涸れるか倒れるかしてなくなってしまったものと思われます。それから再現版のしだれ桜は多分石碑の背後で枝を垂らしている木です。
ちなみに、千鳥ヶ淵公園から道路を一本挟んだところにイギリス大使館があります。
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