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漫画会館の記の碑(さいたま市立漫画会館)

 埼玉県さいたま市のさいたま市立漫画会館にある、漫画会館の記の碑を解読してみました。

漫画会館の記の碑

【碑文】
  漫画会館の記
 北沢楽天先生は、大
宮市に生まれ、岡本一
平先生とともに、日本
漫画界隆盛の礎を築か
れた現代漫画の先覚で
あります。
 本市はこの楽天先生
の偉大な画業を顕彰す
るとともに、先生の遺
志を継いで、広く漫画
文化の発展と向上を願
い、ここ先生終焉の地
にこの漫画会館を建設
いたしました。
 今後この会館が全国
の漫画家、漫画を愛す
る人びとなどに利用さ
れ、ここからあすの新
しい漫画が生まれるな
ら望外の喜びでありま
す。

 昭和四十一年九月
  大宮市長 秦明友

 当該施設(漫画会館)の成り立ちを説明するものとなっています。尚、大宮市は市町村合併によって現在はさいたま市になっています。
 それから、この碑は半世紀以上経っている(昭和41年は西暦1966年)ためか、文字の白色が落ちて読みにくくなっています。塗り直しした方がいいかもしれません。
 最後に、「今後この会館が…望外の喜びであります。」の部分について。私は別に漫画家ではないし、漫画愛好家を自称するほどマンガを愛好しているわけでもありませんが、そんな私でも漫画会館を利用することはできます。ついでに言えば、私がここへ行ったことで「新しい漫画が生まれる」ことはまずありませんが、石碑解読の記事はこうして生まれました。漫画会館が想定する「望外の喜び」となる行為ではありませんが、こういう「利用」の仕方があってもいい。

【関連記事】
さいたま市立漫画会館(日記)

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