月笛日笛 第一篇 月下の若武者(1955年、日本)
監督:丸根賛太郎
出演:石井一雄、伏見扇太郎、山口勇
原作:吉川英治
備考:時代劇
あらすじ…天正16年(1588年)、加茂の馬場で禁門方(六条左馬頭)と武家方(鬼怒川粛白)の競い馬が催された。その1年後、六条左馬頭は雪辱を果たそうとしていた。一方、鬼怒川粛白は不正をしようとしていた。
タイトルの「月笛日笛」とは、六条兄弟が持っている月笛と日笛のことで、作品中で笛を吹くシーンがあります。ただ、第一篇ではストーリーの本筋にそこまで大きな影響を与えてはいない。月笛日笛が重要な役割を果たすようになるのはまだ先のようです。
ところで、競い馬とは簡単に言えば馬のレースなのですが、乗り手の接写シーンと引きで撮ったシーンは明らかに別撮りです。接写シーンでは、乗馬して走らせていればもっと上下に動いていいはずのところ、そんなに上下していないからです。
そんなわけで第二篇に続く。
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