烏山藩厚木役所跡の碑(厚木市厚木町3-8)
神奈川県厚木市厚木町3-8にある、烏山藩厚木役所跡の碑を解読してみました。
【碑文】
史跡 烏山藩厚木役所跡
この地は享保十三年(一七二八)下野国烏山城主大久保常春の所領となるにおよび相州領支配のため厚木役所が置かれて以来明治維新まで百四十年にわたり領内支配をはじめ厚木村の治安経済文化に関する行政が行われ宿場商家町の発展に大きな役割をはたしてきたのである
明治維新後ここには郷学校成思館愛甲郡役所厚木町役場厚木税務署厚木小学校などの建物が置かれ昭和三十年二月一日厚木市政施行により厚木市役所となった昭和四十六年庁舎移転まで約二百五十年間行政機関の所在地となった由緒ある所である
ここを厚木市史跡に指定するに際しその大略を記して後世に伝えるものである
昭和五十二年七月一日 厚木市長 石井忠重
なるほど、このあたりは烏山藩の飛び地だったということか。
それから、碑文中にある「成思館」は、近くにある「厚木小学校跡記念碑」にも記述があるので、そちらも併せてチェックするべし。
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