里見八犬傳 完結篇 暁の勝鬨(1954年、日本)
監督:河野寿一
出演:東千代之助、中村錦之助、田代百合子、藤里まゆみ、石井一雄、島田照夫
原作:滝沢馬琴『南総里見八犬伝』
備考:時代劇
あらすじ…石濱城で馬加大記を討った七剣士は、更なる旅に出る。一方、網干左母二郎は妖術使いの夕顔と手を組む。
第四部の続き。
夕顔と手を組んだ網干左母二郎は、まんまと館山城主の地位を手に入れます。更には里見氏に帰順すると見せかけ、和議の席へノコノコやってきた幼い里見義通を人質に取ります。いやちょっと待て、いくら何でも里見側の脇が甘すぎるぞ。本来ならここは網干左母二郎が里見のもとへ参上するべきで、それができないならせめて夕顔あたりを証人(人質)に出すのが筋かと思われます。
それから、後半はクライマックスの戦闘があるのですが、これが結構長い。馬による「カーチェイス」も間に挟んで、20分くらいありました。最後となるとそれだけ力が入っていることがうかがえます。
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