里見八犬傳 第三部 怪猫乱舞(1954年、日本)
監督:河野寿一
出演:東千代之介、中村錦之助、石井一雄、中村玉緒
原作:滝沢馬琴『南総里見八犬伝』
備考:時代劇
あらすじ…犬川荘助が無実の罪により処刑されそうになったところを、犬塚信乃・犬田小文吾・犬飼現八が斬り込み、更に犬山道節が助太刀に入って荘助の救出に成功する。一方その頃、網乾左母二郎が浜路を手籠めにしようとしたが、何者かに妨害される。
第二部の続き。
犬川荘助を救出した後の中盤以降は、赤岩村の化け猫話が展開されます。ネタバレ防止のために詳細は伏せますが、タイトルの「怪猫乱舞」の怪猫とはこれのことです。
そもそも『南総里見八犬伝』はファンタジーの要素が強い作品なのですが、この話では怪猫の他にも幽霊が登場しており、ここではダークファンタジーの色彩が濃くなっています。
そんなわけで第四部に続く。
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