里見八犬傳 第一部 妖刀村雨丸(1954年、日本)
監督:河野寿一
出演:東千代之介、中村錦之助、田代百合子
原作:滝沢馬琴『南総里見八犬伝』
備考:時代劇
あらすじ…犬塚信乃成孝が妖刀村雨丸を公方に返しに行こうとするが、村雨丸は偽物にすり替えられていた。
冒頭、伏姫と八房のエピソードを紙芝居で展開。この部分では戦争があるから予算の関係で作りにくかったんじゃないでしょうか。それから、映像化するとなると犬に演技させないといけないのも難点でしょうか。
さて、そんなわけでまずは第一部の人物関係図をどうぞ。
わかりやすくするために、第一部ではちょっとしか出てこない他の八犬士は省略しました。そちらは第二部以降にて紹介できればと思います。
ところで、第一部のクライマックスは犬塚信乃と犬飼現八の対決になるのですが、これが城の瓦屋根の上で戦うというものになっています(これは原作通り)。瓦を踏むと瓦が動くところを見ると、足場がかなり悪いことがうかがえます。屋根から転がり落ちるシーンはスタントマンを使ったのでしょうが、それでも大変そうです。
そんなわけで第二部に続く。
« 塀の碑(浄運寺) | トップページ | 山門(浄運寺) »
「1950年代映画」カテゴリの記事
- 月笛日笛 完結篇 千丈ヶ原の激斗(1955年、日本)(2023.05.31)
- 抜き射ち二挺拳銃(1952年、アメリカ)(2023.05.14)
- 月笛日笛 第二篇 白馬空を飛ぶ(1955年、日本)(2023.05.08)
- 月笛日笛 第一篇 月下の若武者(1955年、日本)(2023.05.01)
- 三日月童子 完結篇 万里の魔鏡(1954年、日本)(2023.04.10)
コメント