大燈籠奉献記念碑(井草八幡宮)
東京都杉並区の井草八幡宮にある、大燈籠奉献記念碑を解読してみました。
【碑文】
大燈籠奉献記念碑
当井草八幡宮は全国有数の神社として昭和四十一年神社本廰の
別表神社に昇格せられた これを記念し氏子崇敬者有志相図り
浄財を募って ここ北参道に大燈籠一対を奉献せんと工を起し
てより約一年 高さ八・二五メートル(二十七尺余) 古式にのっとり新風を加え
丹朱神苑の緑に映える神燈ここに完成し 仰いで御神徳のいよ
いよ高きを覚える よって碑を建て後世に伝えることとした
奉賛者芳名
(※氏名・法人名多数につき、これを省略)
昭和四十二年十月吉日 宮司 宮崎茂樹謹書
碑文中にある「別表神社」とは、神社本庁が指定する「別表に掲げる神社」のことで、東京では井草八幡宮の他に明治神宮や神田神社などが指定されています。要するに自慢です。
又、碑文の5行目だけ長くなっていますが、「八・二五メートル(二十七尺余)」の部分の文字が小さくなっているのです。
それから、当の大燈籠ですが、写真を撮りそびれました。井草八幡宮の公式サイトの「境内案内図」に大燈籠の写真が掲載されているので、どうしても見たい方はまずはそちらへどうぞ。
尚、昭和42年(1967年)10月は、ニッポン放送のラジオ番組「オールナイトニッポン」が放送を開始しています。
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