松尾芭蕉像(南千住駅前)
東京都荒川区の南千住駅前にある、松尾芭蕉像の碑文を解読してみました。
【碑文】
(台座・正面)
松尾芭蕉
奥の細道 矢立初めの地
(台座・左面)
制作 彫刻家 平野千里
企画協力 鋳金家 菓子満
題字 荒川区長 西川太一郎
奥の細道千住あらかわサミット開催記念
平成27年3月 荒川区
傍に立つ説明板には、このような説明文がありました。
元禄二年(一六八九)三月二十七日、
松尾芭蕉は、ここ千住の地から奥の細道
の旅へと出立しました。
この像は、矢立初めの句を詠む芭蕉の
姿を表現したものです。
矢立(やたて)は携帯用の筆記用具で、松尾芭蕉がこれを持って旅をし、旅先で俳句などを書き留めていたということです。
尚、元禄2年(1689年)は徳川綱吉の治世で、その前年の元禄元年(1688年)に柳沢吉保が側用人に就任しています。又、平成27年(2015年)3月は、シンガポールのリー・クアンユー元首相が死去しています。
【松尾芭蕉関連記事】
・芭蕉~BASHO~
雑誌『禁談』(5)わらべ唄に隠された徳川埋蔵金の在処(P91-94)
芭蕉句碑(稲毛神社)
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