司馬遼太郎「浪華城焼打」
あらすじ…大坂に土佐浪人が集まっていた。実は彼らは、大坂城を焼き打ちしようとしていたのだった。そしてそのメンバーの中に、田中顕助がいた。
浪華城? そんな城あったかなと思ったら、大坂城のことでした。大坂は浪華(なにわ)とも言ったから、大坂城の別称として浪華城があったということですか。
それにしても、大坂城を焼き打ちするには人数も装備も心許ない有り様です。田中顕助の師・高杉晋作ならば、イギリス公使館を焼き打ちしたようにやってのけてしまったかもしれませんが…。
【参考文献】
司馬遼太郎『幕末』文藝春秋(目次)
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