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司馬遼太郎「花屋町の襲撃」

あらすじ…坂本竜馬と中岡慎太郎が暗殺され、海援隊・陸援隊は復讐せんものといきり立っていた。海援隊の陸奥陽之助(後の陸奥宗光)は犯人探しをさせる一方で、腕の立つ者を求めていた。

 坂本竜馬暗殺を描いたものではなく、その後日譚を描いた作品。
 尚、本作の主人公は3人いるように感じました。一人は陸奥陽之助、もう一人は彼が求めた腕の立つ者・後家鞘の彦六(後の土居通夫)、そして陸奥が彦六を探すよう頼んだお桂です。短篇で主人公3人は多い。
 ところで、坂本竜馬暗殺は、京都見廻組の今井信郎が数十年後になって自分がやったと言っています。坂本龍馬暗殺犯は諸説あるのですが、仮に今井信郎が犯人だとして、なぜ今井は数十年間も沈黙していたのでしょうか? 本作で陸奥陽之助らが報復の挙に出るさまを読んでみると、その理由がわかったような気がしました。

【参考文献】
司馬遼太郎『幕末』文藝春秋(目次)

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