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モース記念碑(江の島)

 神奈川県藤沢市の江の島にある、モース記念碑を解読してみました。

モース記念碑

【碑文】
東京大学の初代動物学教授
エドワード・S・モースは
明治10年(1877)7月から
8月末まで、ここ江の島に
日本最初の臨海実験所を開
き、シャミセンガイなどの
研究をしました。

(説明碑)
エドワード S. モース記念碑
 日本近代動物学発祥の地

   昭和60年(1985)4月14日
 モース記念碑の建設をすすめる会

     記念碑制作 山本正道
 記念碑周囲景観設計監修者 長島孝一
In 1877 Sdward S Morse professor of zoology at University
of Tokyo opened a laboratory at Enoshima Though small and
temporary, it was the first marine biological station in Japan

 英文の内容は、碑文中の「東京大学の」云々とある文章と同じ意味なので訳出は省略。シャミセンガイへの言及の有無など細かい違いは見受けられますが、そういう細かいところが気になる人はご自分で和訳に挑戦してみるといいでしょう。
 それからモース記念碑については、手許の『江の島イラストマップ』にも説明文がありました。

[3]モース記念碑
大森貝塚の発見者として知られるエドワード・S・モース博士は江の島に東洋初の臨海実験所を開設し、わずか1ヶ月の滞在で多くの海洋生物を研究しました。
江の島は、我が国の海洋生物学の発祥の地と言えます。
(『江の島イラストマップ』)

 ああ、そういえばモースは大森貝塚の発見者として夙に有名でしたな。しかるにそのことは石碑には書いていない。大森貝塚はここから離れたところ(品川)にあるからそのことは省いてしまったのでしょうかねえ。

【参考文献】
『江の島イラストマップ』藤沢市・(公社)藤沢市観光協会

【関連記事】
品川歴史探訪 大森貝塚とモース博士 ~日本考古学の出発点~

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