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忠魂碑(伊勢山皇大神宮)

 神奈川県横浜市西区の伊勢山皇大神宮にある、忠魂碑を解読してみました。

忠魂碑

【碑文】
(表)
明治卅七
八年戰役
横濱商業
學校出身
陣歿之士

忠魂碑
 希典書

(裏)
明治三十七八年役曠古之大變也武夫死節者何限而以商賈従軍奮闘激戰斃而後已如我横濱商業學校出身鈴木君順平等十二人豈不可〇(ウかんむりに取)稱乎國富於勇者如斯是我所以得大勝也今也風雲全収文教治於内武威張於外我輩復得御天日樂太平者實君等之賜也於是同學胥謀建碑於山廟之傍叙死節梗概如在無幾乎使世之懦夫起矣若夫君等勲功則赫恭照于青史不待我輩呶呶而後知也

陸軍歩兵中尉従七位勲六等功五級 鈴木順平君 横濱市人明治三十七年五月二十七日死於清國盛京省兩山 年二十五
(※他11名。長くなるので省略。名前だけ記しておくと、水野正武、齋藤文六、石川佐一、持田善助、北村勵次、稲葉茂太、吉本平四郎、人見米三、長谷川浅次郎、松平脩吉、田邊新太郎)

明治三十九年四月三日
横濱商業學校同窗會撰并書
     東京 冢本淵書
        横溝豊〇(携の手偏が金偏になったもの)

 横浜商業学校出身者で日露戦争に従軍して死んだ英霊の顕彰碑。希典は乃木希典。
 裏面の漢文はわからないところが多々あったので、正確な現代語訳は断念しますが(自信のある方は挑戦してみるといい)、大意は掴めたので以下に記しておきます。尚、文中に「鈴木君順平等」とあるのは原文のママで、正しくは「鈴木順平君等」です。

【大意】
 日露戦争は歴史上の大変な出来事だった。軍人に限らず、商売人からも従軍して戦い、死んでしまった者たちがいる。横浜商業学校出身の鈴木順平君ら12人もそうである。日本が戦争に勝ち、今日あるのは彼らのおかげである。そこで同窓生らが相談して、山廟(伊勢山皇大神宮の社殿のことか)の傍に石碑を建てて、あらましを記して彼らの勲功を明らかにしておくものである。

 大体こんなところだと思います。

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