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ローレンス・サンダーズ『ホワイトハウスの悪魔』早川書房

あらすじ…人の未来や過去を見とおし、病気をなおす能力をもった説教師ブラザー・クリストス。ある事件をきっかけにアメリカ合衆国大統領ホーキンズは、クリストスの神秘的な力に魅せられてしまった。やがてクリストスは、政策決定にまで関与し、その一方で近づく女たちとつぎつぎに関係をもっていく。事態に危機感をいだいた大統領のスタッフは、クリストスをなんとか排除しようと考えるが……(巻末の紹介文より引用)

 巻末の紹介文を読んだだけで、ブラザー・クリストスの元ネタはロシアの怪僧ラスプーチンだと感付きました。大統領の息子が血友病を患っていて、クリストスがその「治療」に当たるとなると、もう何をか言わんやです。
 そんなわけで本書は、もしも現代アメリカにラスプーチンが登場したらどうなるかを描いています。もちろん帝政ロシアと現代アメリカとでは事情が全く異なるわけで、例えばブラザー・クリストスがラジオ番組を持つくだりなどが出てきます。
 とはいえ、ラスプーチンと共通するところもあるわけで、その一つは彼を排除しようとする力が働くということです。具体的に誰からどのように排除されるのかはネタバレ防止のために伏せておきますが、これは命がいくつあっても足りないでしょうな。

【参考文献】
ローレンス・サンダーズ『ホワイトハウスの悪魔』早川書房

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