軍犬慰霊像(靖國神社)
東京都千代田区の靖國神社にある、軍犬慰霊像の碑文を解読してみました。
【碑文】
(正面)
軍犬慰霊像
(左面)
軍犬慰霊像建立由来
昭和六年(一九三一)九月満洲事変勃発以降、同二十年八月大東亜戦争終結までの間、シェパードを主とする軍犬はわが将兵の忠実な戦友として第一線で活躍し、その大半は、あるいは敵弾に斃れ、あるいは傷病に死し、終戦時生存していたものも遂に一頭すら故国に還ることがなかった。
この軍犬の偉勲を永久に伝え、その忠魂を慰めるため、有志相はかり広く浄財を募りこの像を建立した。
平成四年三月二十日動物愛護の日
財団法人偕行社
靖國神社奉賛會
(背面)
制作 市橋敏雄
施工 洗足商事(株)
山名常人
スタッフ一同
※碑文の「斃」には「たお」、「永久」には「とわ」とルビが振ってある。
平成4年(1992年)はバルセロナ五輪が開催され、吉田秀彦・古賀稔彦(いずれも柔道)や岩崎恭子(水泳)が金メダルを獲得しています。
【犬映画】
・ディディエ
・マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと
【関連記事】
・軍用犬(1937年)
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