この動画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/vyB7RaOTw6E
出演:ショーン・ハニティ、ドナルド・トランプ
原題:Sean Hannity Cleverly Trolls Donald Trump
備考:コメディ
あらすじ…フォックス・ニュースのショーン・ハニティがバイデンを批判する。だがそれは、トランプに突き刺さるものだった!
フォックス・ニュースはトランプを支持しており、民主党のバイデン政権を批判しています。そこのショーン・ハニティも同様です。
しかしハニティが言い放ったバイデン批判が、ブーメランとなってトランプに突き刺さっているぞ、というのがこの動画の趣旨です。
それでは拙訳をどうぞ。
【拙訳】
ハニティ「今夜の最初の新しい証拠は、私たち、あなたたちアメリカ人、私たちの全てが嘘をつかれたということなのです」(※画面の背景に「左翼の噓」)
トランプ「率直に言って、我々はこの選挙に勝ったんだ」(※1)
ハニティ「私たちはジョー・バイデンに嘘をつかれたのです」
トランプ「ほら、ちょうど君たちが理解しているように、我々はジョージア州で勝利した」(※2)
ハニティ「彼は大統領として(新型コロナ)ウイルスに打ち勝つことができると宣言したのは、多くの嘘があります」
トランプ「我々はこのコロナウイルスに打ち勝ちつつある。君たちがそれを何と呼ぼうとするにせよ、我々はしっかりとそれに打ち勝ちつつある」
ハニティ「そしてバイデンの嘘はひどいものです。ワシントン・ポストでさえそう言っているのです」(※記事のタイトルは「バイデンは、ジョージア州の新法が『投票時間を早く終了させる』と誤った主張」)
「ワシントン・ポストが今日出した新記事は、10月だけで1100の嘘と不信があったそうです」(※画面には「トランプ大統領が中間選挙に至るまでの7週間で、1419の誤った、もしくは誤解を招く主張をした。一日平均30件」)
ハニティ「彼(バイデン)が言っていることの殆ど全ては、プロンプターからの不十分な読み取りなのです」
トランプ「彼らは毎日犠牲になっている。家具…将来のために」(※3)
ハニティ「そして今日もまた、彼(バイデン)は『アノニマス』の語を口に出すのに苦労しています」
トランプ「アノーマス、ルーリアス、エノーマス」
トランプ「オバマ、聴いているぞ。アメースティ(※4)、オバマ」
ハニティ「どんな大統領が、基本的で予測可能な質問に答えるのにメモ用紙を必要とするでしょうか?」
「ホワイトハウスでの彼の手にある便箋の一片には、手書きで五か条あり、第五番は明らかに『聞いてるよ』と読めます」
ハニティ「ジョー、正直になりましょう、特に賢く明るい人間なることはありません」
「(太陽を裸眼で)見ちゃダメ!」
ハニティ「ジョー・バイデンに、正しい舵取りや責任を取ることを期待してはいけません」
トランプ「いや、私は全く責任を取らないよ」
ハニティ「ジョー・バイデンは世界の舞台で私たちの国全体を侮辱しています」
トランプ「我々は特別な関係がある。ほら、ほこりを取ってあげよう」
ハニティ「あなたが思ったちょうどその時、バイデンはそれ以上悪いことをすることができませんでした」
トランプ「両方の側のとても立派な人たち」(※5)
ハニティ「そして彼は現実から離別します」
トランプ「もし風車があったら…その音がガンを引き起こすって言うんだ」(※6)
ハニティ「ジョー・バイデンは完全にCOVID-19の対処を誤っており…」
トランプ「こいつ(COVID-19)はワクチンなしでなくなるだろうよ。なくなるだろうし、再び見ることはないだろう」
ハニティ「どこでジョー(・バイデン)を検査する?」
トランプ「だから私はみんなに言ったんだ。頼むから検査のペースを遅くしてくれって」
ハニティ「ウラジーミル・プーチンがビクビクしていることは疑いありません」
トランプ「プーチン大統領は『それはロシア(の仕業)じゃない』と言っている。これがそうなる理由はわからないけど言っておくよ」
ハニティ「ジェン・サキ(ホワイトハウス報道官)はバイデンの発言を明確にしています」
トランプ「私はいくつかを明確にする必要があることに気付きました」
ハニティ「彼が本当に言いたかったことはこれです」
トランプ「私はその言葉がそうしないのではなく、そうするだろうと言いました。文章はそうあるべきでした。私がそうしない理由やロシア語にならない理由はわかりません」
ハニティ「そして彼はノロノロとウクライナの軍に補給しているのです」
「(トランプ)大統領はウクライナへの軍事援助を凍結することによって、連邦議会を無効にするという法律破りをしました」
ハニティ「あるいはジョー(・バイデン)はいつものことをするつもりです。自分が望むことは何でも、政府の部門と同等のものを迂回してやります」
トランプ「ありがたいことに私がやりたいことは何でもする権利を実行する条項があるんだ」
ハニティ「ジョー(・バイデン)はトラクター、トレイラーのハンドルを握ることは許されていません」
ハニティ「大統領として意味不明の行動をする道化がいます」
トランプ「ビンビンボンビンビン♪」
ハニティ「1度ではなく2度も、フォックス・ニュースの記者をバカと…」
トランプ「君は多くのバカな質問をしている」
トランプ「なんてバカな質問なんだ」
トランプ「バカな質問だな」
ハニティ「ジョー(・バイデン)用のベビーマグ」(※7)
ハニティ「彼をベビーマグと呼びたい」
ハニティ「ジョー・バイデンはおそらくここで失礼なことをしようとはしていないのでしょうが、歴代大統領の中で最もダメで能力の低い者の一人です」
トランプ「これはオリジナルの…図だ」(※8)
ハニティ「デラウェアのビーチハウスで毎週末を過ごすことは、忙しくてできません」
「大統領が自分の不動産への訪問するのはこれで358回目であり、就任以来自分のゴルフクラブに行くのは266回目です」
ハニティ「今、彼(バイデン)はアメリカ人をあざけっています。彼(トランプ)とは異なる視点を持っています」
トランプ「ポカホンタス、ポカホンタスを覚えてるだろ」(※9)
トランプ「狂人バーニー。彼は狂った男だ」(※10)
トランプ「あー、おぼえてないー」
ハニティ「もちろん、彼のぎこちない『お触り』は、私にはとても気持ちの悪いものです」
「磁石みたいなものです。キスするだけ」
トランプ「待てないよ」
トランプ「マ〇コを鷲掴みだ」(※11)
ハニティ「彼は手に負えなくなった。ジョーは手に負えなくなった」
トランプ「いいか、私は11000票必要なのだ。休ませてくれ」(※12)
ハニティ「弱くなったとか更に痛々しく恥ずかしくなったとかは思いません」
※1.2020年アメリカ大統領選挙のこと。率直に言って、バイデンがこの選挙に勝ったんだ。
※2.2020年アメリカ大統領選挙のこと。ジョージア州ではバイデンが勝利。
※3.プロンプターを読みながら、future(未来)をfurniture(家具)と言い間違えて、すぐに言い直している。
※4."I'm listening."をうまく発音できていない。
※5.2017年8月12日にヴァージニア州シャーロツヴィルで、極右集会の参加者とその反対派の衝突で反対派の女性が死亡した事件(シャーロッツビル自動車攻撃)に対するコメントの一部。
※6.それはない。
※7.ジョー・バイデンは乳幼児用のマグカップが必要だと言っている。
※8.2019年9月、大型ハリケーン「ドリアン」の進路予想図に、トランプは黒のサインペンで勝手に加筆していた。
※9.エリザベス・ウォーレン上院議員を「ポカホンタス」と揶揄。
※10.バーニー・サンダースを狂人呼ばわり。
※11.2016年大統領選の時に出てきた、いわゆる「ロッカールーム・トーク」映像。トランプは、ビリー・ブッシュと下品な会話をしていた。
※12.2020年大統領選に際して、トランプ大統領(当時)がジョージア州の州務長官に自分の票の水増しをするよう要求した音声テープ。
最後のジミー・キンメルのセリフの意味はよくわからなかったので省略。
それはさておき、ショーン・ハニティはトランプの行状には目をつぶってバイデン批判を展開していることがわかります。もっとも、トランプは醜聞の宝庫だから、目をつぶっていないとトランプ支持者なんてやってられないんでしょうな。
ちなみにトランプには、ポルノ女優(ストーミー・ダニエルズ)と不倫をしてその口止め料を払っていたとか、2021年1月6日の連邦議事堂襲撃事件での振る舞いとか、納税申告書を公表していないとか、他にも色々と醜聞がありますけどね。

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