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パリジェンヌ(1962年、フランス)

原題:Les Parisiennes
備考:ラブロマンス、オムニバス

(1)エラ
監督:ジャック・ポワトルノー
出演:ダニー・サヴァル、ダリー・カウル

あらすじ…パリの踊り子エラは、出勤前にタクシーが拾えず困っていた。そこで紳士が先に乗り込んでいたタクシーに強引に乗り込んで職場のキャバレーへ行く。それが機縁となって紳士はキャバレーの客となり、夜はエラのアパートで一緒にどんちゃん騒ぎをする。翌日、エラはアメリカから来た大物プロデューサーに会いに行くが…。

 エラがタクシーの中で着替え始め、下着姿になったのには驚きました。おいおい、隣には見ず知らずの男がいるんだぞ。まあ、彼女はこういうことに手慣れているのかもしれないし、この時は切羽詰まっていたという事情もあったのでしょう。
 それはさておき、この作品ではアメリカのプロデューサーがパリに芸能人を探しに来るという話があります。これはつまり、アメリカの方が国力があったが文化力・芸能ではフランスは負けていなかったんだぞ、ということを言っているようにも感じます。

(2)アントニア
監督:ミシェル・ボワロン
出演:ダニー・ロバン、クリスチャン・マルカン、ジャン・ポワレ

あらすじ…アントニアは夫で整形外科医のジャン=ピエールとゴルフに興じていたが、そこで昔の恋人クリスチャンと再会する。夫はクリスチャンの存在に気が気でないが、ひょんなことからクリスチャンがアントニアについて話しているのを聞いてしまう。

 あらすじを読んだだけで、「あ、こいつら不倫するな」と思った人もいらっしゃることでしょう。しかし不倫は不倫でも、ただの不倫ではありません。ネタバレ防止のために詳細は伏せますが、女の強(したた)かさを見せるものとなっています。さすがはパリジェンヌ!

(3)フランソワーズ
監督:クロード・バルマ
出演:フランソワーズ・アルヌール、フランソワーズ・ブリオン、ポール・ギュール

あらすじ…アメリカで恋人のフランクと住んでいたフランソワーズは、突如パリへ戻ってきて、親友のジャクリーヌのところへ転がり込む。恋人が他の女とこっそり旅行に行ったのでパリに戻ってきたというのだ。そこでジャクリーヌはフランソワーズを馬鹿にし、自分にはこんな恋人がいるのよと言ってミシェルを紹介する。

 親友に自分の恋人を紹介する。一般社会では別段どうということはないのですが、この映画では違います。視聴者は「(2)アントニア」を観て多少は学習していると思いますが、ジャクリーヌのやった行為はぶっちゃけ寝取られフラグを立てるものとなっています。しかもそのフラグは複数本立っています。
 ジャクリーヌはそれだけミシェルを信用していたとも取れるのですが、果たして…。

(4)ソフィー
監督:マルク・アレグレ
出演:カトリーヌ・ドヌーヴ、ジョニー・ハリデイ、ジリアン・ヒルズ

あらすじ…パリの女学生ソフィーは恋愛に奥手だった。そんなある時、母親の恋人ルイが書いた恋文を拾ってしまう。ソフィーは学校でわざとその恋文を落とし、自分にも熱烈な恋人がいるのだと周囲に思わせるが…。

 恋愛自慢とは、学校内でしょうもないマウントの取り合いをやっていますな。
 それはさておき、この作品では熱烈な恋文が重要な小道具として登場します。この時代はまだ恋文が恋愛のツールとして活用されていたことがうかがえます。
 ともあれ、恋文の回し読みはやめておけと言いたい。ルイが知ったら恥ずかしくて憤死してしまうかもしれない。

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