和知喜八句碑(高尾山1号路)
東京都八王子市の高尾山1号路にある、和知喜八句碑を解読してみました。
【碑文】
たましいを
おもい
朴の葉
ひろい
持つ
喜八[印]
和知喜八略歴
大正二年四月 東京都町田市に生る
昭和十一年 水原秋櫻子の「馬酔木」に入会
昭和十五年 加藤楸邨の「寒雷」創刊に参加
昭和二十三年 「寒雷」同人に推さる
昭和三十三年 「響焔」を創刊・主宰
昭和三十六年 横浜市泉区に居住
平成五年四月吉日
傘寿を慶祝し響焔会員一同建之
朴(ほお)の葉をひろったということは、朴の葉が落ちていたということです。朴の落葉は初冬の季語。
初冬に魂に思いを馳せるとは、陰鬱な雰囲気を感じます。
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