そば守観音の碑(深大寺)
東京都調布市の深大寺にある、そば守観音の碑を解読してみました。尚、深大寺はそばが名物で(深大寺そば)、門前にはそば屋が軒を連ねています。
【碑文】
平成十七年八月
深大寺八十七世現董
戸津説法勤仕記念
於比叡山滋賀院門跡
深大寺そば接待
膳所の会
碑文中にある「現董」とは何か? 董は寺院を正し管理する者という意味で、住持のこと。つまり、現董は現住と同義ということになります。
それから、深大寺の八十七世は谷玄昭で、戸津説法とは法華経の説法をする行事。即ち、深大寺八十七世・谷玄昭が平成17年(2005年)に戸津説法を行なったことを記念するものです。
最後に、滋賀院は滋賀県大津市にある天台宗の寺院で、滋賀院門跡とも称する。ちなみに深大寺も天台宗です。
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