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13日の金曜日:殺戮の時(2020年、カナダ)

 この自主製作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/8uskdCIS2mc

出演:クリフ・ゴースロ、ステファニー・ピータース、ライアム・ハッセー、コリン・キャップスティック、ウィロー
原題:Friday the 13th: Killing Time
備考:モキュメンタリー

あらすじ…ジェイソン・ボーヒーズの生態を紹介。

 ドキュメンタリータッチでジェイソン・ボーヒーズを紹介。まるでジェイソンが野生生物であるかのように描かれています。しかしこれはこれで新鮮ではある。
 尚、タイトルに「殺戮の時」とありますが、今回は殺戮はしていません。被害者にとっては幸運なことですが…。視聴者の皆さんは、殺戮シーンがなくてもいいというのでしたら御覧下さい。
 最後に、ナレーションをすべて訳してみました。参考までにどうぞ。

【拙訳】
ニュージャージーの森。
大小多くの生物、捕食者と獲物よこんにちは。
しかしこの手付かずの自然では、野生の子供が連続殺人鬼となったジェイソン・ボーヒーズほど危険な生物はありません。
湖に来た近くの訪問者がのんびり水泳を楽しんでいます。森の端で、私たちの殺人鬼が辛抱強く攻撃の瞬間を待っています。しかしながら、予期しない介入があります。プロデューサーと作家の法廷闘争が、ジェイソンに映画撮影もしくは殺戮を禁止しているのです。悲しいことに、今日は殺すことができません。私たちの遊泳者にとってその日は幸運でした。
さて、彼のルーティンは乱れました。ボーヒーズは殺戮以外の方法を見つけなければなりません。彼の殺害技術は剃刀の刃のように鋭く保たれていることは間違いありません。しかし復讐はもはや優先事項ではなく、今は長い間誰もやっていなかった仕事と雑用をすることができます。
最初、家事は全く異常に見えますが、ジェイソンは最善を尽くそうとしています。この頂点捕食者にとって、欲求不満が生じ始めるのには長くかかりません。
雑用の合間にジェイソンは良書とお茶でリラックス。
彼女を殺すことができなかったことが、ジェイソンの心に重くのしかかっていると推測できます。彼はまだその縄張りの主人でしょうか? シーズンを通して、この冷酷な殺人鬼がゆっくりと子供っぽさを出してくるのを私たちは見始めます。このような軽やかさは確かに珍しい光景です。
秋がやってきました。ジェイソンが獲物を味わって以来、何度かあったことです。怠惰な好奇心がジェイソンの注意を阻害し始めます。彼はこの世界における自分の居場所、あるいはあえて言いますが彼自身と人間性と、折り合いをつけることができたでしょうか? そうは思いません。
ジェイソンを数週間追いかけた後、私たち撮影チームは本当に素晴らしいものを何とかとらえることができました。ジェイソンと野生生物が交流する、初めての記録映像です。一応の茶目っ気を見せたことは科学者を困惑させました。ジェイソンのような捕食者は、怒りをもっと感じる能力と復讐への絶え間ない衝動を持っています。この珍しい出会いはそう示唆しているのでしょう。
時々ジェイソンは、映画として知られているものに登場します。しかしながら、多くの場合は彼の本質をとらえることができないのです。
最後に、ジェイソンはクリスタル・レイクの暗く冷たい安息の地に戻ります。ちょっとしたことが常識にとって代わる日を待ちながら。再び殺害が許される日を待ちながら。

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13日の金曜日(目次)

ジェイソン・ボーヒーズ

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