社殿復興之銘の碑(喜多見氷川神社)
東京都世田谷区の喜多見氷川神社にある、社殿復興之銘の碑を解読してみました。
【碑文】
(表)
社殿復興之銘
昭和六十三年一月被災消失す 恐懼の極みなり
崇敬者至誠奉賛をもって平成二年四月遷座祭を
斎行す 社殿 五十六・七坪 造営費 三億余円
奉賛者名簿
金五百万円
住野直春
金三百五拾万円
石井恒良
野澤紀允
金三百万円
早川栄二
吉野欽次
金二百万円
森市郎
小澤丈太郎
田中耕ニ
箕輪安治
佐久間武
金百五拾万円
新井孝治
(※中略)
真榊一対
早川栄二
檜
成城ロータリー
白梅一本
加藤有五
(裏)
(※氏名多数につき、これを省略)
設計
新川 建築設計
施工
有井建設
喜多見氷川神社の公式サイトによると、「昭和六十三年不慮の災いをうけ社殿焼失、平成二年に現社殿を再建す。」とあります。昭和63年(1988年)はソウル五輪が開催された年で、平成2年(1990年)は東西ドイツが統一した年です。
« 誘霊(2021年、日本) | トップページ | ハロウィン:不滅のもの(2021年、アメリカ) »
「書評(歴史)」カテゴリの記事
- 大石良雄等自刃ノ跡の碑(港区高輪1-15-1)(2025.02.01)
- 題目碑(2)(覚林寺)(2025.01.31)
- 題目碑(1)(覚林寺)(2025.01.30)
コメント