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安産神符授與の碑(駒込富士神社)

 東京都文京区の駒込富士神社にある、安産神符授與の碑を解読してみました。

安産神符授與の碑

【碑文】
(正面)
安産神符授與

(左面)
弘化二乙巳春

(右面)
明治三十年十一月再建
   神官白井壽雄

 神符(しんぷ)は神社が出す護符。
 安産神符授与の碑が建っているということは、この神社の神が安産の神様として信仰されていた(と同時に神社がそうアピールしていた)ことを示しています。
 駒込富士神社の祭神は木花咲耶姫ですが、神話では不義の疑いをかけられた木花咲耶姫が産屋に火を放って出産しました。そこから安産の神とされたのでしょう。
 そういえば、私は数年前にお伊勢参りをしたのですが、伊勢神宮の広大な境内の中に木花咲耶姫を祭る末社があり、たしかに安産の神との表示があったと記憶しております。

 さて、この石碑が建てられた弘化2年(1845年)は幕末のちょっと前で、失脚していた水野忠邦が前年に老中に復帰するものの昔日の勢いはなく、この年に老中を辞任しています。
 それから、この碑が再建された明治30年(1897年)は、俳句雑誌『ホトトギス』が創刊されています。

【関連記事】
駒込富士神社 東京都文京区本駒込5-7-20

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