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小泉八雲「果心居士のはなし」

あらすじ…果心居士が地獄絵の掛け軸を織田信長に見せる。信長はその掛け軸を欲しくなるが…。

 物語の最後の方で、明智光秀が本能寺の変を起こして信長を殺した後、果心居士を饗応するくだりが出てきます。
 しかしこれは時間的・心理的にありそうにない。というのは、俗に三日天下と呼ばれるくらい明智光秀の天下は短く、しかもその短い間も光秀は信長の首を探して本能寺の焼け跡にとどまったり、羽柴秀吉や柴田勝家など絶対に自分を許さないであろう旧信長軍団への対策や、娘婿の細川などへの懐柔など、多忙を極めていたからです。
 三日天下ではなくて三年天下だったら、こんな展開もありえたかもしれません。

【参考文献】
上田和夫訳『小泉八雲集』新潮社(目次)

【果心居士関連記事】
井沢元彦「賢者の復讐」

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