スタインベック「襲撃」
あらすじ…夜、ディックとルートが一軒の商店に入り、秘密の集会の準備をする。とそこへ一人の男が駆け込んできて、襲撃隊が来るから逃げろと言ってくる。だが、二人はその場に留まる。
秘密の集会とは何か? それについては物語を読み進めると追々わかる仕組みになっているのでここでは伏せておきます。
ただ、本作品は1938年刊行の短篇集『長い谷間』から訳出されたものであることを思い合わせてみるべし。1938年といえば、第二次世界大戦勃発の前年であり、当時の時代背景を考えると、アメリカにも〇〇〇〇の影響が及んでいたことは想像に難くない。
【参考文献】
大久保康雄訳『スタインベック短篇集』新潮社(目次)
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