南條範夫「天守閣の久秀」
あらすじ…松永久秀が落城寸前の城の天守閣にこもりながら、自分の人生を回想する。
映画などでは、自分の人生を語り出したら死亡フラグだと言われます。もっとも、この時の松永久秀は、そんなことを指摘されなくても自分に死が迫っていることくらい重々承知しています。
さて、そんな中で松永久秀は最期の時をどう過ごすのか? ネタバレ防止のために詳細は伏せますが、この状況下で女たちに対してサディスティックな態度を取って楽しむあたり、大悪党らしいなとは感じました。
【参考文献】
司馬遼太郎・松本清張ほか『軍師の死にざま』実業之日本社
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