松本清張「戦国権謀」
あらすじ…本多正信・正純親子が徳川家康の謀臣として活躍する。
本多正信・正純の親子二代にわたる栄光と没落を描いた作品。彼らは謀臣ゆえに日陰に回ることが多く、華々しい活躍が後世残されているとは言い難い。要するに、地味ということです。
そんな中でも比較的目立つのが、本多正純による福島正則のお取り潰しです。ネタバレ防止のために詳細は伏せますが(ご存知の方もいらっしゃるかもしれません)、これは陰謀を仕掛ける人間として目立ちすぎた、と思えなくもない。
【参考文献】
司馬遼太郎・松本清張ほか『軍師の死にざま』実業之日本社
« 【都市伝説】絶対にやってはいけない…本当は怖い『ひとりかくれんぼ』の話【ホラー】【寸劇】(21019年、日本) | トップページ | バービーが「ひとりかくれんぼ」をやってみたら(2019年、日本) »
「書評(小説)」カテゴリの記事
- マーク・トウェイン「名探偵誕生」(2023.09.07)
- W・ハイデンフェルト「<引立て役倶楽部>の不快な事件」(2023.09.06)
- アンソニイ・バウチャー「テルト最大の偉人」(2023.09.05)
- オーガスト・ダーレス「怯える准男爵」(2023.09.04)
- アガサ・クリスティー「消えた貴婦人」(2023.09.03)
« 【都市伝説】絶対にやってはいけない…本当は怖い『ひとりかくれんぼ』の話【ホラー】【寸劇】(21019年、日本) | トップページ | バービーが「ひとりかくれんぼ」をやってみたら(2019年、日本) »
コメント