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司馬遼太郎「軍師二人」

あらすじ…大坂夏の陣の軍議で、後藤又兵衛と真田幸村は豊臣秀頼の出馬を進言するが聞き入れられなかった。そこで二人はそれぞれ一軍を率いて城外決戦に臨むことになるのだが…。

 軍師二人とは後藤又兵衛と真田幸村のこと。この二人については作品中で明石全登をして「百世に一人、出るか出ぬかの軍略家」(P322)と言わしめて高い評価を与えているのに対し、その「上司」である豊臣秀頼については、「秀頼にできる能力といえば、女に子を生ませることぐらいのものであろう」(P304)と辛辣です。
 そんな秀頼を出馬させたところで、多寡が知れていると思わずにはいられません。

【参考文献】
司馬遼太郎・松本清張ほか『軍師の死にざま』実業之日本社

【真田幸村関連記事】
滝口康彦「旗は六連銭」

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