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八坂神社御社殿新築の記の碑(東村山八坂神社)

 東京都東村山市の東村山八坂神社にある、八坂神社御社殿新築の記の碑を解読してみました。

八坂神社御社殿新築の記の碑

【碑文】
(表)
八坂神社御社殿新築の記
(※長文につき省略)

(裏)
 新社殿造営に当たった社殿建設委員会の
委員を この工事進行半ばに急逝された、
鈴木宗作氏を偲びつつ列記する。

 平成二年三月吉日

宮司   野口好古
委員長  齊藤信秋
責任役員 小山惣吉
 同   齊藤光晃
 同   鈴木正義
 同   高橋正一
 同   井瀧荘吉
 同   間野利則
(※以下、氏名多数につき、これを省略)

 この碑の表には、社殿が新たに建てられた経緯が細かい字でビッシリ書かれています。全文引用するのもどうかと思うので、概略のみをここに記すことにします。

(1)東村山八坂神社は昔からこの地にあり、祭られ崇められてきた。
(2)都市計画により道路の拡幅工事が行われることになり、昭和62年(1987年)、神社は所有地を東京都に売却することに。
(3)しかし売却すると参道が短くなって色々と問題になることが発覚。
(4)そこで新社殿を後方に建てることに。
(5)竹澤古典建築設計事務所が設計する。
(6)入札の結果、金剛組が工事を請け負う。
(7)昭和63年(1988年)9月15日、建設委員長・鈴木宗作氏が急逝。
(8)平成元年(1989年)3月17日、上棟式。5月30日夜、御遷宮式。6月10日、新社殿完成・落成奉祝祭。

 碑文には工費の金額や敷地の面積などが事細かに書かれています。正直、ここまで書く必要があるまいし、これだけ細かいと読む方が大変でしょうな。

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