すし塚の由来の碑(波除神社)
東京都中央区の波除神社にある、すし塚の由来の碑を解読してみました。
【碑文】
すし塚の由来
すし日本の風土に育ち
日本の誰れもがこよなく愛し
自慢している食べ物それが
すし永い永い伝統の中に
あるすししかしその歴史の
蔭にいくたの魚介が身を
提してくれたであろうか
世人の味覚をたのしませそして
またわたし達のたつきの
基になってくれたさかなたち
それらあまた魚介の霊を
慰めとわに鎮まれかしと
祈り而して永遠の食物
としてのすしを表徴するため
こゝゆかりの地にすし塚を
建てたゆえんである
昭和四十七年十一月一日
組合設立二十周年記念
発起人
(※氏名多数につき、これを省略)
「すし塚」の由来を記した碑。碑文は句読点がないので少々読みにくいのですが、読んでみるとどこか詩的な感じがあります。
尚、昭和47年(1972年)は札幌オリンピックが開催された年です。
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