三密とはの碑(高尾山有喜苑)
東京都八王子市の高尾山有喜苑にある、三密とはの碑を解読してみました。
【碑文】
三密とは
仏教では人間の日常生活は三密 身(身体)口(言葉)意(心)の三つの働き
から成り立っていると考えられております。
これこそが煩悩の元であり、身業口業意業の三業であるといわれます。
この三密の道を歩く時煩悩(わずらいなやみ)を消すことを心に念じて歩いて下さい。
新型コロナウイルス(COVID-19)が猛威を振るっているこの時代、三密というと密集・密接・密閉のことですが、仏教ではそれとは異なる意味があることを教えてくれています。というよりそもそも、仏教の三密の方が古いはずです。
ところで、碑文中の「三密の道」というのは、近くの苦抜け門から仏舎利塔のある高台に上る道のことだと思われます。私もこの道は通りましたけど、煩悩を消すことは心に念じてはいませんでした。この先の石碑を撮ってやろうという思いがあり、これもまた煩悩の一種と言ってよいでしょう。
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