陰謀論から距離を取って途中退席したアンカー(2021年、アメリカ)
この動画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/uHKuFyd1aCY
出演:マイク・リンデル、ボブ・セラーズ、ヘザー・チルダーズ
原題:Anchor Attempts to Distance Himself from Conspiracy Theories
あらすじ…陰謀論をまくしたてるマイピロー・ガイに、ニュースマックスのアンカーが途中退席。
2020年アメリカ大統領選挙ではバイデンが勝利しましたが、トランプは「投票不正があった。本当は自分が勝っていた」と主張して負けを認めようとしませんでした。又、トランプ支持者の中には敗北を受け入れた人もいましたが、トランプ信者はトランプと同様にいまだに負けを認めていません。
ここに登場するマイク・リンデル(通称マイピロー・ガイ)もトランプの敗北を認めず、ドミニオン社の投票機による不正があったと主張しています。
それでは拙訳をどうぞ。
【拙訳】
マイピロー社CEOが陰謀を説教するために話をさえぎった後、このニュース番組のアンカーが放送中に退席するさまを見てみよう。
ヘザー・チルダーズ(アンカー)「あなたのツイッターアカウントと会社のページに何が起こっているのですか?」
マイク・リンデル(マイピロー社CEO)「ええと、最初に、私のものは取り下げられました。私たちがドミニオン社の機械による全ての不正選挙を取り上げているからです。100%証明できますよ。それから私は―彼らが取り下げた時…」
ボブ・セラーズ(アンカー)「マイク、マイク」
マイク・リンデル「それからそれを元に戻した時―私個人の、私は…」
ボブ・セラーズ「マイク、ありがとうございました。マイク、マイク。あなたが話している機械ですが、我々ニュースマックスは、これらの種類の申し立てのどれも確認できていません。私たちは人々に、私たちが見た実質的なものは何もないということを知ってほしいのです。それからこちらを読み上げさせてください、『投票不正や選挙の不正の幾つかのケースの幾つかの明確な証拠』がありつつも全ての州の選挙結果は確定しており、『ニュースマックスはその結果を合法的かつ最終的に受け入れます。裁判所もその見方を支持します』 だから私たちは、できることなら、キャンセル・カルチャーについてあなたと話したいのです。あなたがしている主張をほじくり返したくはないのですよ、マイク」
ヘザー・チルダーズ「待って待って待って待って」
ボブ・セラーズ「なぜなら私たちはあなたの立場をわかっているからです。だから質問させてください。これは一時的なものだと思いますか? というのは、それが恒久的であるように見えるからです。一時的なものだと主張していただけますか?」
マイク・リンデル「…何だって?」
ボブ・セラーズ「恒久的なものではなく一時的な禁止だと主張していただけますか?」
マイク・リンデル「いいや、恒久的なものにしたい。なぜなら、ちょっと聞いてくれよ。奴らがこれをやったんだ。なぜなら私がそれらの機械による全ての投票不正の全ての証拠を金曜日に検証しているからだ。だからすまないが…」
ボブ・セラーズ「OK、マイク。プロデュサーに訊いていいかい? ここから退席してもいいかな? これ以上こんなことは続けたくないんだ。我々ニュースマックスは、これらの種類の申し立てのどれも確認できていません」
ヘザー・チルダーズ「マイク、ちょっと落ち着いて。みなさん、ちょっと落ち着いて。マイク、マイク、ちょっと落ち着いて。全体的に何が起こっているのかについて少し話しましょう」
ニュースマックスの司会者は2月2日のインタビューの間、自分の立場を確認した。ドミニオン社は以前、そのネットワークを名誉棄損訴訟で脅していた。
ジョン・ポーロス(ドミニオン投票システム社CEO)「私たちは、ドミニオンと私たちが関わったプロセスについて、故意に虚偽を作成し広めた全ての悪意ある活動家を調べています」
ドミニオン社はすでに、トランプの弁護士であるルディ・ジュリアーニとシドニー・パウエルが根拠のない不正の主張をしたとして、各13億ドルの名誉棄損訴訟を訴えている。
ルディ・ジュリアーニ「我々の投票用紙の多くは合衆国の外で集計されたのだ。完全にハッキングされた可能性がある。完全に書き換えられた可能性がある。投票不正を専門とする会社によってなされたのだ」
ドミニオン社は28の州に投票装置とソフトウェアを供給している。
ドミニオン社についての主張、あるいは広く普及した「投票不正」を裏付ける証拠はない。
2020年12月、ドミニオン社はフォックス・ニュースに、ネットワークの名誉棄損の疑いがある主張に関して訴訟が「差し迫っている」と主張する手紙を送った。
ジョン・ポーロス「私たちの法律チームは皆さんを率直に見ているし、私たちは誰かを支配しようというものではありません」
以前にドミニオン社についての誤った主張を放送した後、2020年12月にニュースマックスは自分の歩みを振り返った。
2020年12月21日
「ドミニオン社あるいはスマートマティック社が2020年の選挙で投票を操作するソフトウェアを使ったもしくはソフトウェアを書き換えたという証拠はありません」
主に字幕部分を訳しましたが、ボブ・セラーズが話している間もマイク・リンデルがまくし立てています。その部分は…訳す必要はないか。知りたかったら自分で検索なり何なりして、マイピロー・ガイの御高説を拝聴しに行けばいい。
それにしても、このインタビューはひどいな。話が通じないというのはこういうものか。
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