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スレンダーマン:家族旅行(2020年、アメリカ)

 この自主製作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/VP7ZujnIxgI

原題:Slenderman
備考:ホラー、アニメ

あらすじ…マークは両親と旅行に出かける。そしてそこで、長身で顔のない「何か」に遭遇する。

 タイトルで怪異の正体がバレています。そう、スレンダーマンです。
 さて、今回は訳してみました。

【拙訳】
マークの両親は休暇を取り、家族で自然保護区へ出かけた。
彼らは大きくて美しいホテルに滞在し、3階の大きな部屋を借りた。
山の川が近くを流れ、ホテルの宿泊客は釣りをすることができ、岸辺で休息することができた。
マークは何らかの理由でひどい頭痛を持っていたので、最後の2日間はホテルにいた。
バルコニーからの眺めは見事で、父親が岸に立って釣りをしているのが見えた。
彼らはお互いに笑い合った。
マークは大きな森で何かを見た。
それは彼らのすぐ後ろで大きくなっていた。
木の間に何かが立っていた。
何者かはとてもやせっぽちで顔がなかった。
マークは叫んで手を振った。
両親はそれを見てすぐに彼のところに駆け寄り、何があったのか訊いた。
マークは自分が何を見たか言った。
母親は、彼が熱を出しただけで見間違えたのだと言った。
しかし父親は彼を不思議そうに見ていた。
夕方、彼は息子のところへやって来て、何を見たのか訊いた。
マークは「どうせ信じないだろうけど」と言ったが、彼の父親がなお訊ね、
さらに紙を与えてこの男を描くよう求めた。
彼の父親はしばらく見ていた。
それから突然、彼は明日この場所から出立しようと言った。
マークはその夜、長いこと寝付けなかった。
誰かがいつも自分を見ているような気がした。
それは窓の外に立っていて、長い手を伸ばしてきた。
彼はベッドで横になっていて、ものを言うことができなかった。
マークは麻痺していて、頭の中で何か恐ろしい声を聞いた。
彼の手が殆ど届きそうだった。
その時誰かがマークの部屋の明かりを着けた。
それは父親だった。
彼は片方の手で野球のバットを持っていて、もう片方の手でドアを持っていた。
窓からの手は去った。
それからマークは気絶した。
彼は道路の上を走る車の中で目を覚ました。
彼らは帰途にあった。
父親は彼を救ったのだ。
家に着くと、父親は紙や写真、絵が入ったフォルダーを取り出した。
そして彼は、小さな女の子の傍に立つ自分の写真を見せた。
「私の妹だ。彼女は8歳の時に失踪した。
 彼女についてお前には何も話してこなかったが」
「でもどうしていなくなったの?
 これ誰?」
「ほら、これは妹がちょうどいなくなる前日に描いたものだ」

 スレンダーマン系の話で、まさかの生還エンドです。これは珍しい。
 比較的素早く対処したのがよかったのかもしれません。

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スレンダーマン(目次)

スレンダーマン

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