ボラットがジミー・キンメルにコロナウイルスの検査をする(2020年、アメリカ)
この動画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/SqlYNWTT-4Y
出演:ジミー・キンメル、サシャ・バロン・コーエン
原題:Borat Gives Jimmy Kimmel a Coronavirus Inspection
備考:コメディ
あらすじ…ボラットがジミー・キンメルの番組に出演。
映画「続・ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画」の宣伝で登場。「ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習」の続編で、今作では娘が同行しています。又、中盤ではその映画の1シーンが挿入されています。
それからド下ネタ注意。あまりにも下らなすぎるので、一々解説するのは控えておきます。
それでは拙訳をどうぞ。
【拙訳】
ジミー「今夜の最初のゲストはカザフスタンの著名なジャーナリストでファッション・アイコン、選挙中のアメリカを旅行中で、2本目の長編ドキュメンタリー『続・ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画』が10月23日にアマゾン・プライム・ビデオで封切りになります。ボラットに拍手を! ようこそお越しくださいました。ボラット、その容器には何が?」
ボラット「由々しきニュースがあります。カザフスタンの情報機関が今朝、ウイルスがあることを発見しました。それは武漢と呼ばれる場所から来ました。そこはイスラエルにあります。驚くことはありません。何にでも広がるのです」
ジミー「なんてこった。イスラエルのウイルスと言ってる。コロナウイルスについて話しているのですか?」
ボラット「そうです」
ジミー「OK、ああ、はい」
ボラット「広がっているのが目に見えます」
ジミー「いやそんな…」
ボラット「心配いらない。問題ないよ」
ジミー「イスラエルから来たなんて思っちゃいけませんが…」
ボラット「ここにいた!」
ジミー「ちょっ…」
ボラット「ほらここに!」
ジミー「そこにもいませんよ。死ぬまで叩く必要なんてありませんって。ウイルスはとても小さいんですよ。いやいやいやいや…そこにもいるってこと?」
ボラット「いやいや、ここは大丈夫。…ここだ! じっとしてろ…。注意してそれから逃げるんだ。逃げたな、臆病者め! このコロナウイルスは臆病者だ、もどってこい! そうだ、来い! 来い! 退治してやる! 来い! 来い! 退治してやる!」
ジミー「ボラット、こちらへお越しくださりありがとうございます。本当にうれしいです」
ボラット「どうもありがとう」
ジミー「事前に検査を受けましたか?」
ボラット「私が基本的なアンケートを取るまでは、このインタビューを受けるのは気が進まない。健康のね!」
ジミー「僕に?」
ボラット「あなたが安全だと確認させてください」
ジミー「あー、OK、いいですよ。これは本物のアンケートだ。OK、いいですよ」
ボラット「健康アンケートです。ノーマン・カザフスタンの感染症アンケートです。今週一週間の間に、ユダヤ人と15分以上接触しましたか?」
ジミー「はい、運転手とカメラさんはみんなユダヤ人です。これダメなの?」
ボラット「悪くはない。まず一つね。それからハリウッドのエリートの一員としてダイエットしてる?」
ジミー「ええ」
ボラット「最近、低温殺菌されていない子供の血を飲んだ?」
ジミー「低温殺菌されていない…? いえ、飲んでません」
ボラット「マジ?」
ジミー「ええ」
ボラット「ピザ屋にもない?」
ジミー「ないない」
ボラット「驚いた」
ジミー「家に届くの?」
ボラット「それから追跡調査のためにあなたが最後にヤッた12人の売春婦の名前と住所が必要です」
ジミー「それ言わなきゃダメなのかよ」
ボラット「もっとあるのですか? それで他の女性とは? ノー? イエス? そうは思いませんでした。それからセクシータイムをやる時に好きな位置は?」
ジミー「それウイルスと何の関係が?」
ボラット「何にも! どれだけ早いか私が知りたいだけです」
ジミー「OK、ええ」
ボラット「想像しなきゃならない。よくない。スウィング、スウィング! これはキャッチフレーズ。」
ジミー「答えは、アザラシみたいに仰向けに寝ることです」
ボラット「アザラシとするの?」
ジミー「違う違う、そうじゃない」
ボラット「アザラシ食べちゃダメ。ペンギンもね」
ジミー「ええ」
ボラット「あなたの家族に、おしゃべりの病歴のある女性はいますか?」
ジミー「おしゃべり? ええ、いますよ、家族でのおしゃべりはありふれたことです」
ボラット「とてもよくない。OK。さて、我々はインタビューを始めることができます」
ジミー「OK。よかった」
ボラット「身体検査を終えたらね」
ジミー「マジですか?」
ボラット「すぐ終わるよ。体温チェック」
ジミー「何ですかそれ?」
ボラット「こうやるんです」
ジミー「すごい」
ボラット「これを、これを後ろの穴に入れる」
ジミー「いやそれは…」
ボラット「君の××穴ね。君の××穴。何か問題でも? なんでここにいるんですか? まだ何か?」
ジミー「いえ、あー、それきれいじゃなさそうで…」
ボラット「きれいだよ。私の後ろの××に入れただけなんだから。私は1%の名前がある。私はジミー・キンメル~♪ トランプが君を嫌ってるのは不思議じゃないね」
ジミー「カザフスタンからそいつは飛行機に乗せてきたのですか? 飛行機で持ってきたの?」
ボラット「ええ、遊びで来たんじゃないですよ」
ジミー「そうでしたか」
ボラット「ボートですよ」
ジミー「話を戻しましょう」
ボラット「OK、とても簡単です」
ジミー「はい」
ボラット「みんな知ってるように、コロナウイルスの最初の症状は緑のクラムです」
ジミー「何ですって?」
ボラット「緑のクラム。鞄が緑ってこと。緑ですか?」
ジミー「いえ、憶えている限りは…」
ボラット「これで検査しないと」
ジミー「これ何ですか?」
ボラット「いや、こっちじゃない」
ジミー「これでどうやってわかるんですか?」
ボラット「じっとしてて」
ジミー「結構、気を付けて」
ボラット「よろしい、モノを持ったぞ。じっとして。落ち着いて。なんでビビッってんの? ユダヤ人はメディアをコントロールするだろう。今、カザフスタンがこの番組をコントロールしてやる!」
ジミー「結構、はいはいはい、OK。これでどうして安全なのかわかりませんが、いいでしょう。続けましょう」
ボラット「そして最後に、このカップにすぐさま液体を放出します」
ジミー「え?」
ボラット「これは…ちょっと待って。ここにあるものはコナンから出したものです」
ジミー「コナンって何ですか?」
ボラット「こちらはファロンから。私は彼とのインタビューをしませんでした。彼はただこれを私にくれたのです」
ジミー「そりゃいい。いいですね。僕からも必要?」
ボラット「はい。コナンの上にあなたのものを出すことができます。あなたの精子がミックスされたのは初めてではないと確信しています」
ジミー「わかりました。CM中にやりましょう。休憩しましょう。ボラット」
ボラット「インタビューを止めて下さい」
ジミー「OK、やりましょう」
店員「他にご注文はありますか?」
ボラット「OK」
ツタル「ケーキも欲しい。赤ちゃん付きのこれちょうだい」
ボラット「これは俺たちの小さな秘密だ」
ボラット「こっちだ。OK、ゆっくり」
ツタル「いいわ!」
ボラット「大丈夫か?」
ツタル「赤ちゃん飲み込んじゃった」
ボラット「マジ? 医者のところへ行かないと!」
(産婦人科)
ツタル「赤ちゃんが中にいるの。それで取り出したいの」
危機妊娠センター ジョナサン・ブライト牧師「ええ」
ボラット「今すぐ出してくれと言っている。頼むよ」
ブライト「ええ」
ボラット「やってくれるか?」
ブライト「いえ、できません。取り出してくれと言っているのですね?」
ボラット「そうだ」
ブライト「あなたはその命を終わらせてしまうのですよ。死んでしまうのですよ」
ボラット「もう死んでるよ。生きてない」
ブライト「いえ、生きていて呼吸をしています。神が創り給うた命です」
ボラット「呼吸しているとは思わない」
ブライト「呼吸をしているところを見せることができます」
ボラット「気分がよくないな。というのは、俺がそこに赤ちゃんを押し込んだ一人だからだ」
ブライト「気分を害する必要はありません」
ボラット「自分の娘に喜んで貰おうとしただけなんだよ。んで、その次に彼女の中に赤ちゃんがいるって知ったんだ」
ブライト「あなたは彼女を自分の娘だと呼んでいらっしゃる」
ボラット「そうだ」
ブライト「OK。彼はあなたの父親ですか?」
ツタル「そうよ」
ブライト「こちらはあなたの娘ですか?」
ボラット「そうだ」
ブライト「OK」
ジミー「次回作の映画に登場する、ボラットの娘のツタルです。それでは…」
ボラット「おい待て、ツタル」
ジミー「やあ、ようこそ。あなたの娘さんですね」
ツタル「はじめまして」
ジミー「はじめまして。ようこそ。OK。壁に掛けてあったそれ、盗っちゃったの?」
ボラット「あーそのー」
ツタル「〇▽□」
ボラット「彼女が盗んだ。彼女はいい泥棒です。彼女はとても暴力的です。青春を謳歌してるんだ」
ジミー「誇りに思っていらっしゃるに違いない。お父さんと一緒に映画を作るのは楽しいですか?」
ツタル「そうよ。17匹の犬を殺したの楽しい」
ボラット「そう、青春だよ。〇▽□」
ツタル「〇▽□アメリカ。〇▽□〇▽□。〇▽□〇▽□」
ジミー「何て言ったの?」
ボラット「彼女は×××と言った」
ジミー「それで、アメリカに来るのは2回目?」
ボラット「〇▽□」
ツタル「〇▽□〇▽□」
ボラット「彼女は君のズボンパンツが好きだって」
ジミー「ありがとう、感謝します」
ボラット「持って行っていい?」
ジミー「僕のズボン欲しいの?」
ツタル「そうよ」
ジミー「ああ、それじゃあ後で差し上げましょう」
ボラット「いやいやいや、彼女が…〇▽□」
ツタル「〇▽□〇▽□〇▽□! 〇▽□!」
ボラット「彼女にズボンを与えた方がいい」
ジミー「ズボンにマイクロフォンがあって問題が…」
ツタル「〇▽□!」
ボラット「ジミー、ズボンあげて!」
ジミー「番組が終わったらね」
ツタル「〇▽□」
ジミー「後でね」
ボラット「〇▽□」
ツタル「〇▽□〇▽□!」
ボラット「本当に欲しいって。聞いてくれ。僕のズボンあげるから、君のちょうだい、ほら。問題ない。ほら。大丈夫。僕のあげるよ」
ジミー「ちょっと待って。今ここでズボンを脱ぐのはまずいんだけど…」
ボラット「彼女怒ってるよ。彼女を暴力的にさせないで。ジミー、高品質の制汗機能だぞ」
ジミー「わかってますよ、ええ」
ボラット「遊びは終わりだ」
ジミー「靴を脱がないと」
ツタル「〇▽□」
ボラット「靴も欲しいって」
ジミー「あっはい。靴なら問題ない。いいですよ」
ボラット「ほらほら」
ジミー「はいどうぞ。なんで僕のズボンが欲しいのかわからないけど」
ボラット「彼女、おばさんパンツ欲しいって。好き?」
ジミー「ああ、OK」
ボラット「自分を過小評価しないで」
ツタル「〇▽□」
ボラット「そっちの方がいいと言ってる。さもないと目を潰すぞってさ」
ツタル「〇▽□」
ボラット「〇▽□」
ジミー「何?」
ツタル「〇▽」
ボラット「〇▽□」
ツタル「〇▽□〇▽□」
ボラット「彼女、君の妻になりたいって」
ジミー「いいですね、とてもいいですね。とてもいいお世辞ですね。僕もう結婚してるんですけど、どうもありがとう」
ボラット「アンタ、妻は何人いるんだ?」
ジミー「一人だけです」
ボラット「ああ、たったの一人だけ! 彼女、君の妻になりたいって」
ジミー「いえ、無理です。すいません、御親切に。あなたは素敵な旦那さんを見つけるだろうと思います。それは僕じゃないでしょうけど」
ボラット「ジミー、君のおばあちゃんはどこだ?」
ジミー「結構。ここにこうしています。はい、最初に…」
ボラット「あんたはまだ私に質問していない」
ジミー「もう時間がないですから。でもボラット、一つの声明を出したいです」
ボラット「ソーシャル・ディスタンス!」
ジミー「あなたの映画を観ました。素晴らしくて、あなたを愛している者で失望する人はいないでしょう。奇跡的で、多くのアメリカ人が観てくれることを望みます。そしてツタルもそこで美しい仕事をしました。お越し下さりありがとうございました」
ボラット「どうもありがとう」
ジミー「はい、OK」
ボラット「やったぜ」
ジミー「ボラットの続編映画等が金曜日にアマゾン・プライム・ビデオで公開です。次はエマ・ロバーツです」
翻訳に少々時間がかかりましたが、訳していて楽しかったです。こういう下品なのもたまにはいいですねえ。
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