丸橋忠弥の墓(目白不動尊)
9月某日、東京都豊島区の目白不動尊(金乗院)の石碑を撮影するついでに、当寺にある丸橋忠弥の墓を訪れました。
墓は墓地の入り組んだ道の奥にあり、ここまで辿り着くのに少々迷ってしまいましたわ。
中央の墓石に「尭雲院忠徳道盛居士」とあり、これが丸橋忠弥の戒名なのでしょう。ちなみに向かって右側の石には「先祖諸聖霊墓前」とあります。
さて、丸橋忠弥を知らない人のために簡単に説明しておくと、丸橋忠弥は江戸時代前期、由井正雪と共に江戸幕府転覆を図ったものの露見して捕えられ、処刑されました(慶安の変)。
慶安の変は講談や歌舞伎などで取り上げられており(慶安太平記、樟紀流花見幕張)、その影響で後代にファンが墓を建てたものと思われます。
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